2009/5/21 髭@PENNY LANE24

HiGE2009 「D.I.Y.H.i.G.E.」TOUR@PENNY LANE24

 待ちにまってた髭ライブ!! 本気で待ってたよ~。 最後に見た、2007年11月のカオスのツアー以来。 髭不足で大変なことになってたよ北海道。 

 今回は10番代という良番だったのですが、直前まで最前に行くか 後ろでまったり見るか悩んでおりました。 が、やはりここは最前へ。 

 そして斉藤さんのまん前という破壊力抜群の好位置へ。 前回も斉藤さん前の最前だったんですがこの位置やめられません・・・。 斉藤さんのイっちゃってる様子が余すところなく見られる もっとも「髭」を感じられる位置と言ってもよいかも。 今回も、期待を裏切らない謎のスマイル連発。癖になります。

 だんだん会場が埋まってきたんだけど、ふと後ろを振り返ると 人、少なっ!! 開演時間になってもフロアは半分ほど埋まった程度。 当日券も出ていたようだし、売れ行きあんまり良くなかったのかな。 

キャパが確か500程度だったので250~300ほどの入りだったのではないでしょうか。 あれ、ベッシー にぴったりサイズ。 ベッシー好きの自分としてはこりゃ次はベッシーかとちょっとほくそえんでました。 (バンドにとっちゃ全然好ましいことではないでしょうが) 

10分押しぐらいではじまったのかな? 


 一曲目はダイアリーでゆったりと。  で、そのあとが怒涛のアッパーチューン目白押し。 皆さん俄然、髭不足を解消しようとここぞとばかりにしょっぱなから大盛り上がり。 

 「溺れる猿~」ではコテさんも前に出てきてみんなの手にタッチ! 私も、手を握ってもらいましたよ~。ラッキー! 

 で、「ハリキリ~」の後に須藤さん「ちょっと待って」とSTOP。 微動だにしないので「?」と思ってたら、「負傷した。なんかピキっていった。」とw

 「みんなで5秒カウントして」とのことで「5、4、3、2、1、0!」で「MR.アメリカ」へ そのあとも「せってん」まで激しめの曲で。 とは言っても、髭は横揺れの曲が多いのでぜんぜん余裕。 しかも今日は余裕のあるキャパだし。私、最前でもゆらゆらと揺れておりました。 

「Acoustic」の出だしはセッションのような感じで「Acoustic」というか「Electric」かと思わせるようなものでした。 「Electric」寄りの「Acoustic」って感じで。気持良かったーー。 「このメッセージ聞こえるかい?」ってところを会場に歌わせてくれました。 けどシャイな道産子、小さな声。 

須藤さんに「ぜんっぜん聞こえない!!!」との厳しいお言葉をいただき 「このメッセージ聞こえるかーーい!!」 と道産子がんばる。 須藤さん、深くうなずきOKを頂きました。 

 今回の圧巻は「ミートパイ フロム ロシア」 最初のイントロはベースかと思ってたら打ち込みだったようで 宮川さん、懸命にマラカスを振っておられました。 須藤さんもギターからタンバリンに持ちかえ、リズムをとりながらの一曲。 (いったい、何人リズム隊が必要なんでしょ?) アルバムでもかなり好きな曲だったんですが、これはキた。 特に宮川さんがベースで入ってくるところはもうキまくりでしたー。 すごいよ髭ちゃん。やっぱりこれだ。

 囚人では須藤さんのギターの絃切れてたような気が。 あ、ダイバーも一人いたな。 髭でのダイバーってイマイチ、私は違和感を感じるんだよな。

 MCはスピーカーのすぐ側だったためあまりよく聞こえなかったのですが 

「北海道になかなか来れなかったのは、僕が来ると北海道のカニを食べつくすから 来るなって言われてたんだ。また、今日で北海道のカニの半分はいなくなったよ」 

汗をかいていた須藤さん 「すごい汗だよ。ダイエット本出そうか。ボーカルやるとこんなに痩せるって」 (確かに須藤さん、前より痩せてたなー) 

コテさん向かって「蟹江敬三ーー!」とみんなに叫ばせる。
 

拍手をするお客さんに「こっちこそみんなに拍手だよ。ありがとう」 

「アンコールは修行だよ」といって胸の前で手を合わせて、 そのポーズを皆にやらせる。 

ボニー&クライドのイントロでギターを弾いた須藤さん。 「ジャーンジャジャジャーンジャジャ」と弾いたところで演奏ストップ。 「歪みが足りない」 とアンプをいじりつつ 「これじゃゆずみたいになるよ。 そのうちアコースティックのボニクラとかやったりしてね。アコースティックが修行だよ。ゆずの修行みたいな。怒られるね本当」 と、いって満足いく音になったようで 「これだよ。これぐらい歪んでなきゃ!」とボニクラへ。 

そして斎藤さんMC  

「暑いね!体の中すごいことになってるよ今日は去年の夏からで一番暑いよ。びっくりしたわー」

 最後に白薔薇でしめて「またココで会おう!」で終了。 

 拙いレポでスミマセン。曲の合間のこととかで記憶違いがあったら 脳内で訂正しておいてくださいね。

 やっぱり、髭はライブだー!と実感いたしました。全然札幌でライブはないし、勝手に拗ねて「もういいよ!」ってやさぐれて気持ちが少し離れそうになってたんですが強烈に引き戻されました。楽しい!楽しすぎるよ、髭ライブ。 

なんか、何もやってないのにキマッテしまうというか。 意識飛びそうになるもんなー。(いや飛んでるかも)気持良すぎて。 

アルバム、イマイチな感じがしてたんですが ライブで聴くと非常にドリーミーで良かったです。キマるわー。 これはエゾのステージも楽しみです。夜がいいなぁ。 なんだか、前のような白薔薇時の奇行もないけど、やっぱり怪しいサイケデリック感が漂うのは何なんでしょうね。 

 安定してきた方向がいい方向に安定してきた感じ。 決して、現状維持の安定にとどまってるわけじゃなくって挑戦的な安定というか。 あぁ、芯がぶれないって言い方のほうがいいかな。 

 髭って、非常にいろんなことができるバンドだと思うんですよね。 たとえラップとかやりはじめて「YO YO」言い出しても大丈夫だと安心していられる。  一つの方向に定まらないというか。でも、ちゃんと見てられる。 それはちゃんと中にぶれないものを感じるからだと思うんですけど。 いいバンドだよなぁ。 

 大好きだーー!!髭ちゃーーーん!!

今後も本当に本当に楽しみです。

1.ダイアリー
2.D.I.Y.H.i.G.E.
3.溺れる猿は藁をも掴む
4.ハリキリ坊やのブリティッュ・ジョーク
5.MR.アメリカ
6.ドーナツに死す
7.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
8.せってん
9.オーバーグラウンド/アンダーグラウンド
10.Acoustic
11.家
12.ミートパイ フロム ロシア
13.嘘とガイコツとママのジュース
14.黒にそめろ
15.ダーティーな世界
16.ギルティーは罪な奴
17.ロックンロールと五人の囚人

en
1.ミスター・タンブリンマン
2.ボニー&クライド
                                                   3.白い薔薇が白い薔薇であるように

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