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税理士試験の税法科目選択

税理士試験受験生の皆さん、こんにちは。

税理士兼不動産鑑定士試験合格者の井上幹康です。

今回は、税理士試験ではあるあるのテーマである税法科目選択について少し書いてみようと思います。

基本的には、自分も含め受験生の皆さんは以下のようなことを総合的に勘案して選択されていると思います。

・シンプルに自分が何の税法を勉強したいか

・既に学習済みの科目や同時に学習していく科目との相性、関連性

・勉強環境(独学、専門学校、社会人、子育て、専念等)

・専門学校のコスト(学習分量の多い科目の方が授業料が高い)

・仕事(実務)との相性、関連性

なので一概に決まったアドバイスはできず、私も相談を受けた方の気持ちや現状を聞いたうえで自分の経験談を基に話してます。

私自身、税理士試験に人生をかけたわけで、同じく税理士試験に挑戦されている方にザックリとした感覚でのアドバイスはあまりしないのですが、それでも試験を終えてみたからこそ感じる各科目のザックリとした感想を以下に記載します。

法人税法

これはスポーツでいえばフルマラソンのようなイメージでした。

実際にフルマラソンは走ったことないですが、試験範囲の勉強を一通り終えるのも大変で、ただただがむしゃらに勉強した結果合格した感覚です。

同じことがおそらく所得税法にもいえるかと思います(所得は年内完結コースのみ受講しただけで受験はしてませんが)。

消費税法、事業税

こっちは、スポーツでいえばトライアスロンのようなイメージでした。

もちろんトライアスロンも実際にやったことないですが、試験範囲の勉強を終えたら終わりでなく、精度の高い理解と暗記、解答スピード、解答用紙の使い方、問題を解く順番、解き方の工夫といったテクニックも鍛える必要があり、いろいろやった結果合格した感覚です。

特に事業税は理論も通常バージョンと短縮バージョンの2パターン準備したり、計算問題の解答テクニックはかなり鍛えました。

『決して分量が少ない科目=合格しやすい』ということはありませんのでご注意ください。

分量が少ない科目ほど上位陣の層が厚く、1点を競う戦いになります。

私の性格上、1つのものにどっぷりとつかってとことん突き詰めるのが好きなタイプなんので、消費や事業よりも法人税の方が楽に感じました。

科目選択に悩まれてる方の何か参考になれば幸いです。

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井上幹康の税理士試験・不動産鑑定士試験特化note
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。