税理士試験/チェックリスト、間違いリストの作成と注意点

人によってやるやらないはそれぞれでしょうが、私はチェックリスト、間違いリストなどを作る派です。

税理士試験の時にも間違った問題なんかをいろいろノートにまとめたりしてました。

当時はノートにまとめてましたが、今はスマホアプリでいろいろ便利なのがあるから、そういうのにまとめてる方も多いのかなと思います。
例えば、Evernoteなんかが代表例ですかね。ノート派かスマホ派か、あるいはiPad派か、PC派かとかまとめる媒体もいろいろ好みがわかれますかね。

作成媒体は好みで良いと思いますが、チェックリストや間違いリストを作る場合の注意点としては、しっかり見返して適宜追加更新していくということでしょう。

まず、作っただけで満足せずにしっかり見返さないと意味がないです。

そして、過去に間違いリストに加えたものが現時点で完ぺきに間違わなくなってたらリストから削除したりする必要もあります。

短時間で網羅的に見直しができるリストを目指すとなると追加だけでなく削除も重要な作業でしょう。

間違いリストやチェックリストに加えたものが不十分で機能してないこともよくあります。例えばあるチェックリストで防げると思っていたミスに類似したミスが起きている状況があれは、そのチェックリストが十分に機能してないと思います。

私は、あるチェックリストを加えるときは今間違えたミスだけでなく類似のミス防止にもなるようなリストを心がけてます。

それでも類似ミスが起きたらその都度チェックリストを微修正して類似ミスにも対応できるようにして行きます。

『リスト作成→見直し→追加更新削除→見直し→追加更新削除』の繰り返しをしていくことでリストがブラッシュアップされていくと思います。

ここまでは、チェックリストや間違えリストを作られてる方からしたら当たり前かと思いますが、しっかり作ってる方に注意してほしいのは、リストに頼りすぎないということです。

これはどういうことかと言うと、あくまでもリストはリストであり、最終的には目の前の問題にしっかり向き合うということです。やはり、税理士試験の本試験問題や実務では1つとして過去と全く同じものはないので、リストを100%信じきらず、その時その時で全力で目の前の問題に先入観を持たずに向き合うということです。

なかなか先入観を持たないというのは難しく、上級者の方ほど注意してほしいです。
弘法も筆の誤り
猿も木から落ちる
にならないように。

はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。