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いよいよ税理士試験合格発表/人生なかなか思うようにいかないけれど。

人生なかなか自分の思うようにばかりはいきません。

来週いよいよ税理士試験の合格発表ですね。

合格者もいれば不合格者もいます。

合格者はSNS等で発信する傾向がありますが、不合格者はSNS等で不合格の発信はしない傾向があるため、SNS等だけ見ていると合格者ばかりに見えますが、税理士試験の場合は各科目約8割~9割の受験生が不合格となる厳しい試験です。

科目合格待ちの方は郵便が届くのを待たないといけませんが、官報待ちの方は朝官報をネットで見れば結果がわかります。

私は官報見て名前がなかったあの瞬間はやはり未だに忘れられません。

『絶対にある』、『絶対にあるはずだ』と思っていただけにショックは計り知れないくらい大きかったです。

そして、自分の合格を応援してくれていた家族、彼女、職場の上司に伝えるのがまた辛かった。

おそらく不合格のインパクトが大きくてそういう状態になる受験生も毎年いらっしゃると思いますが、もし仮にそこから這い上がることができたなら、それは今回受かるより今後の人生にとってプラスになると思います。

必ず受かってると思っていて落ちた方と、たぶん落ちてると思っていてその通り落ちた方では同じ不合格でも全然質が違います。

後者の方が合格には程遠いのは明らかでしょう。

必ず受かってると思っていた方は、その分ショックが大きいため、これまで度食してきた過去の自分を見失いがちですが、合格にはあと少し自分を変えれば到達するところまできてるはずです。

思いっきり悔し涙を流したあとは、冷静に自己分析して変えなきゃいけない部分を見つけ、毎日勉強していきましょう。

税理士になり、仕事でミスしたら自分以外にも迷惑をかけてしまいますが、試験の場合、自分だけにしか迷惑がかかりません。一緒に悲しんでくれる方はいるでしょうが。

試験で自分にかけた迷惑の分だけ、将来お客様に返せることも増えるきがします。

もちろん、たくさん落ちた方がいいというわけではないですが、不合格には価値がありますので、目の前の不合格を将来の財産に変えていってほしいなと思います。

『その経験(不合格)が井上さんの今後の人生の財産になることを願います。』 当時上司からかけてもらったこの言葉に思わず涙したあの日を思い、同じ言葉を受験生に贈りたいと思います。

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井上幹康の税理士試験・不動産鑑定士試験特化note
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。