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ゆるい靴なのに靴ずれ?

晴れて新社会人になった恵那市のIさん。スーツと靴を新調して入社式に臨んだのですが…

せっかくの入社式が靴ずれの痛みで台無しに

Iさんは入社式に出向く際歩いているうちに「母趾のつけ根の上面(足背部)」が痛くなってしまいました。見てみると皮膚が擦れて靴ずれを起こしています。列席中も足がうずいて悲しい式になってしまいました。

靴ずれを起こしやすい場所

一般に外くるぶしの下方やカカトの真後ろあたりに靴ずれを起こしやすいのは良く知られています。でも、靴が足に合っていないと
・小指の側面
・母趾の側面 
といった場所にも起こすことがあります。
主な原因としては
・靴の中で足が前滑りをする
・つま先の細い靴を履く
等が考えられます。

靴がゆるいとこんな場所にも靴ずれが…

Iさんのように母趾の上面に靴ずれができることもあります。
その原因は「ゆるい靴」を履いて起こります。
足幅(母趾と小指のつけ根を結ぶ一番広い部分)の周りをメジャーで測ると
周径が読み取れます。この周径を足囲(そくい)と言います。
靴合わせの際、
①足囲に対して靴の一番広い部分(靴幅)ががずれていたり容積が足りない場合―歩いた時きつかったり痛みを感じます。
②足囲に対して靴幅が合っていても容積が多すぎる(ゆるい)場合―甲革の足指の曲がる位置に「余分なしわ」が出来ます。このしわが靴の内側に折れ込んで指の皮膚を刺激することがります。
Iさんの靴ずれはこの2番目に原因がありました。

靴のフィッティングはミリ単位の世界

「ゆるいと足がラク」と思われがちですが、足に合った靴はミリ単位のチェックが必要な世界です。靴が合わないとIさんのようにつらい経験をすることがあります。せっかく購入されても微調整も役に立たないケースもあるので慎重な靴選びがしたいですね。

足に合った靴で新社会人のスタートを

同行されたIさんのお母さんが「ちゃんとした靴で仕事に向き合ってほしい」というご要望で、オーダーでお作りすることになりました。チェック用の靴で足入れ確認をすると「足が靴の中でしっかり留まって気持ちイイですね」と笑顔が帰って来ました。ご説明に納得して頂けたようで私達もホッとしました。数週間の時間を頂いてお手元に届く予定です。
足が痛い・疲れる。でも、靴はこんなものと思い込んでいませんか?
靴の不具合で体全体に痛みや不調が出ることも珍しくありません。そんな時は是非三喜屋にご相談下さい。

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