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各学校の入学式も終わり、新しい学生生活が始まりました。そして、この時期になるとお問い合わせが増えるのが「ローファー」です。

指定のローファーで悩む学生さんたち

入学した学校で指定された靴(制靴)を履くことをよくお聞きします。特に高校が多いようですが、ローファーで歩くと
「かかとがプカプカして歩きにくい」
「歩いていると横幅がきつかったり、痛くなる」といった悩みをよくお聞きします。

足の特徴とローファーのギャップ

例えば足長が23.0㎝の足の人でも
①横幅が細く足全体の肉付きの薄い人
②横幅が広く肉付きのある足の人 など色々なタイプがあります。
ローファーは開口部(足を入れるスペース)に留め具がついていません。足を靴に突っ込むと簡単に履ける構造になっています。①のタイプの足の人がローファーを履くと足の留まる場所がないので、前滑りを起こしかかとがプカプカしてしまいます。つま先はつかえるので特に指先が痛くなったりハンマートウや外反母趾などのトラブルの原因になります。
②のタイプの方は広い足幅に合わせないと靴がきついので大きいサイズを選んで履きます。幅はウマく収まりますがサイズが大きいので、かかとに隙間が生まれやはりゆるく感じてしまいます。

調整が難しいローファー

革靴の調整方法には
①中敷きを作って入れる
②靴幅の革を調整する などの方法があります。
しかし、もともと留め具がついていない靴なので、中敷きを作ったり革を調整しても一時しのぎにしかならないのが実情のようです。

通学・登校で足を傷めないために

最近はローファーの代替えとしてヒモ付きスニーカーでの通学を許可する学校もあるようですね。機能性に富んでいるので、歩きやすいしトラブルも起こしにくいと言えます。それでも制服に合わせてローファーを履きたいという学生さんも沢山おられます。そこで、セミオーダーでローファーを作るという方法があります。甲での留まりをよくする工夫をし、中敷きで足裏を支えられるメリットもあります。
楽しい学生生活を足元から考えてみたはいかがでしょうか?

「ローファーで困った」「歩きやすいローファーが欲しい」―そんなご相談はぜひ三喜屋靴店へお問い合わせください

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