おべんきょ(ネオジウム)

https://kabutan.jp/themes/?theme=%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A0%E7%A3%81%E7%9F%B3

ネオジウム磁石関連の企業として取り上げられてるもの。
4063 信越化 
5471 大同特鋼
6762 TDK

4063信越化学
売上高のうち
生活環境基盤材料6516億 47%
電子材料4393億 31%
機能材料2553億 18%
加工商事技術サービス4%

……レアアースは電子材料事業かな。そのうちのどれくらいがネオジウム磁石の割合なのかわからん。決算資料であんまり言及されてないからそんなになんだろうな。
https://www.nikkakyo.org/sites/default/files/rare-earth-magnet_thefirstpart_0.pdf
https://ownedmedia.neomag.jp/2022/11/18/29-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E4%B8%BB%E3%81%AA%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A0%E7%84%BC%E7%B5%90%E7%A3%81%E7%9F%B3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC/
https://www.meti.go.jp/policy/economy/economic_security/magnet/magnet_hoshin.pdf

どうやら日本のシェアは15%、中国が残りの殆どを占めているらしい。中国の地政学的リスクを踏まえれば日本のシェアの高くなる場面はあってもいいか?
https://www.fortunebusinessinsights.com/jp/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A0%E5%B8%82%E5%A0%B4-107678

世界のネオジム市場規模は、2022 年に 67 億 6000 万ドルと評価され、2023 年の 55 億 2000 万ドルから 2030 年までに 79 億 1000 万ドルに成長すると予測されています。
んー、こっちだと2020年から2030年で市場規模1.45倍ぐらい?
2030年に市場規模80億ドルとして、そのうちの15%が日本とすれば12億ドル。
一ドル150円として、1800億円の市場。
今電子材料4393億だとして、日本市場全部をとったところでそこまで大きなインパクトはない…?あとは半導体系統の会社でもあるから、コロナ需要で前借、物価高の買い控えを考えるとここ数年チャートが上昇傾向であったことを踏まえると買いづらいかな。利回りもすごく高いわけではないし。

5471 大同特鋼
PER7.9、利回り3.84%なのでそれなりに安い印象は受ける。
「FY23 通期営業利益の予想は前年比でほぼ横ばいだが、FY22 には、一過性の増益要因があった。例えば特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料セグメ ントにおいて仕入れ値および販売価格と、為替やニッケル価格の急激な変動とのタイムラグや、グループ会社における為替ヘッジの影響など、一時的に 増益要因が生じた。これらは FY23 には発生しないと同社は見ている。しかしながら、自動車生産の増加を受けて、数量の増加が見込まれること、販 売価格の値上げが浸透すること(エネルギーサーチャージや工具鋼の値上げ含む)による増益が一過性利益の剥落を補うと想定し、全体の損益とし ては横ばいの計画となっている。FY23 の業績に到達するには、1)日系 OEM メーカーの自動車生産の回復に伴う鋼材売上数量の回復、2)ステン レス鋼の在庫調整後の回復、が必要である。」
昨年度が高すぎただけで今年度もそんなに悪いものではない?売上高は順調に増加予想。あとは自動車生産が回復すれば↑、回復しなければ↓余地。
「同社の期初予想としては、FY23 に エネルギー価格高騰によるマイナス影響として-7,000 百万円を予想している。また、同社はニッケル価格高騰によるマイナス影響(前年比6,000 百万円)があると想定しているが、これらは販売価格の是正(同+14,000 百万円)によって相殺されるとみている。」
エネルギー価格高騰の影響を受けているが、うまく価格転嫁できている。
「業績に対するポジティブ要因としては、現在の原油市況が原油価格の今期の会社前提 1 バレル当たり$85 を下回って推移していることが挙げられる。」
→原油高…ギリギリだなぁ。85$超えてるタイミングもある程度。

調べてる感じではネオジウム磁石に期待しているわけじゃないけど、割安、利回りよし、価格転嫁もうまくできている、
悪くないのでは??????
あとは自動車業界の今後の流れを見る必要があるか。

6762 TDK
全然興味かなったけどここ電子部品の大手なんだ。
パソコンだったり半導体系はあんまり売れてないこと考えるとコロナ禍需要先食い反映すると厳しいのでは。月足で見てもそれなりに上昇トレンド築いてきて上値ぎりぎり。利上げ始まったらしばらく落ちそうな気もするが。
「自動車市場向けで増収も、ICT市場向けの販売減少により減益」
「HDD市場向けが前年を大きく下回って推移したことにより減収減益」
「自動車市場の前提は据え置きも、ICT市場、特にHDD市場は急速に悪化」
配当金もここ十年増加傾向ではあるが…2023年→24年が円安の影響でそれなりに恩恵受けてるのに、下方修正か。自分はあんまり買いたくないな。

なんかあれだな。半導体銘柄は自分には向いてないな。
景気の影響を受けすぎて、先の予測をしっかりしないと持ってられないし。何か影響あったときに大きく下げすぎる気がする。
まあ、不景気になって底値這った時に買えるように見ておこう。


一応自分の勉強の為に、なのなのさん劣化版としてエクセルで図を作ってみる。作って思ったけどネオジウム磁石の市場割合と関連してないからなんとも使いようのない図だ…。

 個人的には、PERと利回りを見たい。
 いくら他の数値見ても、最終的にはインカムゲインがあること前提でのキャピタルゲイン。会社がいくら稼ごうが、永遠に株主に配当ないなら買う意味ないよなぁ…と。
 色んなことをほったらかして、配当も出してなくて、どうせ数年後には業績が下がる会社の株価上下しているのは、あまり理解できない。チューリップバブルと同じでは…ってなるので。そういう手法は納得がいかないから不安で持ってられないというだけで、自分が使えないというだけ。
 けど表を作るときは、PER、利回り、時価総額がやっぱり基本にしていきたい。

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