アメリカで2か月暮らして気づいたこと
アメリカで暮らして2か月経ったので、気づいたことを書いていこうと思います。🐣
超主観なので悪しからず。。
食費
外食費が高すぎる!!
ちっちぇえサンドイッチとスープだけでテイクアウトなのに$12とか普通にあります。😇
さらにレストランだとチップも必要になるので、1回の外食の平均は$15くらいな感じかな。
激円安なのでの尚更。
日本だと回転しないお寿司のランチとあんま変わんない値段だなぁとか、おいしい激辛料理食べに行けるな~とか、インドカレーの豪華セット頼めるのになぁとか、考えてしまいます。
外食ではないのなら、ALDIという激安スーパーに行けば安く抑えられます。
チップ制度
めんどっちいなと思いますが、個人的に、チップ制度があるおかげで、良いサービスを受けられるのだと考えています。
日本だとチップ制度がなくてもあからさまに態度が悪い店員はめったに会わないですが、アメリカだと普通にあり得そうな感じがします。。
バスの運転手さんを見ているととてもそう感じます。運転中にお菓子を食べていたり、スマホいじっていたり、イヤホンして音楽を聴いていたり、、なんでもありです。😇
でも、チップ制度のおかげか、いままでひどい態度の店員さんに会ったことはありません。
乗り物
SPINという電動スクーターを使っている人が多いです。
日本でも導入されているらしいので、帰国したら試してみようと思います。
田舎
アメリカはニューヨークやLAなど、都会が超発展しているためそのイメージが強いですが、
「実際は、アメリカ面積をほぼ占めているのは田舎だよ!」
とアメリカ人の友達が話していました。
落水荘に行ったときにアメリカのド田舎を見ましたが、オープンな感じがとても心地良いな~と感じました。🦦
土地があり余っていて、近所の人とも距離が遠いのでとてもリラックスできる感じでした。
ほんとに自由の国?
渡米前のアメリカのイメージは、”個性が認められる自由な国”でした。
今でも同じイメージを持っているかと聞かれたらと、「そんなことはない」と答えます。
”本当に何に対しても自由”、というわけではないです。
では、何に対して自由なのか、そうでないのか、この2か月間で経験したことによる超主観で書いていきます。
食事
ファストフードから健康食まで、たくさんの選択肢があって、とても自由な感じです。
ベジタリアン用メニューがあるお店がもあるし、アジア料理やインド料理、地中海料理など各国の食事もたくさんあります。
でもまあ、Authenticではなく、American Chineseだったりするのですが。。
洋服
超自由です。これは本当にいいなと思います。
何を着ていても変に浮いている感じがしないのです。
私はTargetというイオンっぽいスーパーで買った5ドルのヨレヨレTシャツを着てたりしますが、しっかり浮きません。最高。🤗
体型
ほんとうに気になりません。
気にするとしたら、「体型よりも、健康」って感じです。
これに関しては、多くの日本人女性が解放された~と思うのではないでしょうか。
化粧
化粧するのが当たり前ということは全くありません。
日本ですっぴんでいると、たまにとやかく言ってくる人(しかも言ってくるのはほぼ男性😧なんでや。)もいますが、こちらではそんなことはなさそうです。
これだけさまざまな人種がいると、外見に対してネガティブなことを言うのはタブーになるのは超納得です。
政治的な問題
全然自由な感じがしません。ここでの自由の定義とは?と聞かれたらLiberalに近いのかな。
LiberalとConservativeで二分化されているので、アメリカのみんながLiberalというわけではないのです。しかも、かなり強く二分化されている感じがします。
政治の知識が浅いためか渡米前までは勘違いをしていて、
”アメリカは自由の国だからみんなLiberalっぽい”という認識がありましが、これは間違いでした。
アメリカのLiberalな部分をうらやましく思う気持ちが、そういう思考にもっていっていたのかもしれません。
例えば中絶を禁止する州がでてきたときに、少しアメリカの怖さにも気づきましたが、ConservativeはConservativeな意見を本当に強く持っています。
もちろん、それに対抗するように、LiberalはLiberalな意見を強く持っています。
田舎ではトランプ支持のフラグを立てている家もあれば、ダウンタウン付近では女性の権利やtrans, LGBTQ+を応援するフラグを立てている家もあります。
また、キリスト教の教会がやっているイベントの登録フォームには、性別欄の選択肢が「女性」「男性」しかありません。
日本でさえ、最近は「選択しない」や「無回答」という選択肢がほとんどの場合選べるのに。。
まあこれはアメリカというかキリスト教の問題ですが、ピッツバーグには本当にたくさん(日本のコンビニレベルで)教会がありますし、アメリカにはキリスト教徒が多いはずです。
他にも、trans差別的な発言を直接聞いたときは、とてもショックを受けました。
まさか、自由の国アメリカでそういう発言を聞くとは思ってもみなかったからです。
この事実に気づいたとき、私は強気なConservativeが怖いので、
「将来、アメリカに住もうかなー!」
などといった考えはなくなりました。
最後に
まだたった2か月間ですし、私が今感じていることは私がこの期間内に知り得た情報からでしかありません。この経験からだけでアメリカに対する意見が固まってしまうのは良くないことだとわかっています。
それに、アメリカは広いし、ピッツバーグがアメリカの全てではないので。
しかし、
「想像していた感じと実際に住んでみた感じが、かなり異なることがある」
と知れたことは、私にとってはとても良い勉強でした。
「他の国にも訪れていろんな人と交流してみたい!」
とも思いましたし、あらゆる面での日本の良さにも気づくことができました。
個人的には、日本の食事のクオリティが圧倒的に高いと気づけたことが本当に良かったと思います。感謝感激😭
おまけ
日本人のCMUやピッツバーグ大に来ている方やピッツバーグに仕事で来ている方々と交流させてもらっていますが、そこですごく気になることがあります。語学留学を除くと、
・留学や仕事としてこちらに来るのは約9割以上男性
・女性が来るとしたら男性の配偶者という立場
この形式が圧倒的に多いのです。
言い方が悪いですが、やっぱり日本ではまだ
「女性のキャリアは後回しで良いんだよ」
みたいな感じがすごくして、なんだかな~と思ってしまいます。
人生の価値感は人それぞれなので、「キャリアが一番だ」なんてことは全くないですし私もそうは思っていないのですが、比率が東工大の女子率並みにえげつなすぎて、ちょっとひっかかってしまったという話でした。。