MemoryLeagueランキングの得点仕様について(2)
Memory Leagueでは、オンラインで記憶力競技を競うことができます。
対戦の成績によってランキングが決まります。
採点のルール(得点仕様)を確認するには、
メニューの「Ranking」→「Leaderboard 」を選択し、
右上の「Ratings Explanation」ボタンを選択します。
それでは、英文を翻訳しながら、解説していきたいと思います。
レーティング評価の構成要素
競技者のレーティング評価は、Cards、Numbersなどの競技種目ごとに計算されて、各競技は以下の3つの評価要素の合計となっています。
《レーティング評価》=《ベース》+《スコア》+《勝敗》
1.Base Component(ベース評価)
ベース評価は、Cards、Numbersなどの競技種目の到達レベル×100で算出されます。
《ベース評価》 = レベル × 100
各競技のレベルは1~10なので、
ベース評価の値は100からで最大が1000までとなります。
下記の競技者の例では、Cards のレベルが5なので、500となっています。
2.Scores Component(スコア評価)
オンライン競技には、「Friendly Game」と「Rated Game」の2つのモードがあり、直近の365日以内に「Rated Game」でプレイされたゲームのうち、ベスト5が評価対象となります。
なお、レベル10にならないと加算されません。
スコア評価は、各記憶競技種目ごとに計算式が異なっていますので、個別に確認していきたいと思います。
2-1.カード(Cards) の計算方法
カード種目の場合の計算式:
《スコア評価》= 5 × (60 ー 記憶タイム(秒))
トランプの52枚のカード全てを記憶した場合に算出されます。
記憶タイムは100分の1秒まで考慮され最後に四捨五入されます。
例えば、52.64秒で記憶した場合のスコア評価は、
round (5 * (60.00 - 52.64)) = 36.8 => 37となります。
2-2.イメージ(Images) の計算方法
イメージ種目の場合の計算式:
《スコア評価》= 4.6 × (60 ー 記憶タイム(秒))
写真イメージ30枚全てを記憶した場合に算出されます。
記憶タイムは100分の1秒まで考慮され最後に四捨五入されます。
例えば、28.15秒で記憶した場合のスコア評価は、
round (4.6 * (60.00 - 28.15)) = 146.51 => 147 となります。
2-3.世界の顔と名前(International Names) の計算方法
世界の顔と名前の場合の計算式:
正解数が1~29の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 130 - ( 60 * 30 / 正解数 ))
正解数が30の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 130 - 記憶タイム(秒) ))
正解数1~13の場合は、計算結果が0以下となり加算されません。
正解数が14の場合、スコア評価は6となります。
正解数が25の場合、スコア評価は255となります。
30人分すべて正解しないと、記憶タイムが計算に含まれません。
2-4.顔と名前(Names) の計算方法
顔と名前の場合の計算式:
正解数が1~29の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 100 - ( 60 * 30 / 正解数 ))
正解数が30の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 100 - 記憶タイム(秒) ))
正解数1~18の場合は、計算結果が0以下となり加算されません。
正解数が19の場合、スコア評価は23となります。
正解数が27の場合、スコア評価は147となります。
30人分すべて正解しないと、記憶タイムが計算に含まれません。
2-5.数字(Numbers) の計算方法
数字の場合の計算式:
《スコア評価》= 5 × (60 ー 記憶タイム(秒))
数字の80桁全てを記憶した場合に算出されます。
記憶時間は100分の1秒まで考慮され最後に四捨五入されます。
例えば、30.31秒で記憶した場合のスコア評価は、
round (5 * (60.00 - 30.31)) = 148.45 => 148となります。
2-6.単語(Words) の計算方法
単語の場合の計算式:
正解数が1~49の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 100 - ( 60 * 50 / 正解数 ))
正解数が30の場合
《スコア評価》= 4.4 * ( 100 - 記憶タイム(秒) ))
正解数1~30の場合は、計算結果が0以下となり加算されません。
正解数が31の場合、スコア評価は14となります。
正解数が45の場合、スコア評価は147となります。
50個すべて正解しないと、記憶タイムが計算に含まれません。
記憶タイムは100分の1秒まで考慮され最後に四捨五入されます。
例えば、55秒で50個全て正解した場合の、スコアは198となります。
3.Wins Component(勝敗評価)
レーティングゲームで対戦した結果、勝敗によってポイントが加算されます。勝敗ポイントにはその時点での評価レーティングの差分によりハンディがあり、強い人が弱い人に勝ってもポイントはあまり加算されず、弱い人が強い人に勝った場合にはポイントが多く加算されます。
1つのゲーム競技で勝敗ポイント評価の最大は300までです。
最少は0なので、負け続けても、0より下がることはありません。
注意事項
世界の顔と名前(International Names)と顔と名前(Names)のうち、合計得点が高いどちらか一方のみが、総合評価に採用されます。