忘却:舌先現象について
おばんです。みなさまお疲れ様です。
ようこそおいでくださいました。おおきに。
記憶に関する深堀を理解するために、覚えると反対側の
忘れる仕組み、《忘却》に関連する理解を深めていきたいと思います。
今日は、「舌先現象」についてみていこか😊
舌先現象ってなんなん?
舌先現象ってのは、何かの単語や情報を思い出そうとしたときに、その単語が「のど元まででてるのに・・・あかん、ちょっと出てけぇへん」という感じで、覚えているのに一時的に思い出せへん状態のことらしい。知ってるんやけど、あと一歩出てこん状態のことやな。
ちなみに英語では、Tip of the tongue phenomenon を略して T.O.T. っていうらしい。なんや泣いている顔文字みたいやなw
なんで舌先現象が起こるんや?
舌先現象がなんで起こるかっていうのは、まだハッキリとはわかってへんけど、いくつかの説があるらしい。
Direct-access view 記憶がちゃんと活性化されてへんから、すぐには思い出せへん。
Inferential view 記憶の手がかりから推測して答えを導き出そうとする過程で、トリガーが不明なときに起こる。
メタ記憶のモニタリング機能って何やねん
メタ記憶ってのは、「記憶についての記憶」やねん。自分の記憶の中にある情報があるかどうか、自分で認識することやな。メタ記憶のモニタリング機能ってのは、自分の頭の中の情報をチェックしたり、記憶を使っていろんなことをするときの結果を見たりすることやねん。
FOK フィーリング・オブ・ノーイングって何ぞや?
FOKってのは、答えを知ってるはずやという感覚やねん。これは、思い出す前に、答えを知ってるかどうかなんとなくわかるってことや。FOKは、記憶にアクセスする能力をチェックする役割があって、記憶探しの効率をよくするために役立つらしい。
こんな感じで、日常でようある「あれ、あれやん!何やった?」っていう瞬間と、これらの現象や機能はガッチリ結びついてるんよ。記憶っていうのは、情報を保存するだけやなくて、それを必要なタイミングで引っ張り出すプロセスも含んでるんやね。興味深いことに、これらの現象は認知心理学の研究を通じて、記憶や思考の仕組みを理解する手がかりになるんやね。