OPQR分析
こちらの記事の続きです。
今回は「MQ(付加価値)」と「注文連動コスト」のOPQR分析について書きたいと思います。ネーミングが素敵だと思いませんか。続けてSTU! って言いたくなります(^^)
OPQR分析では、タテヨコの2つの異なる座標を切り口として分析します。4象限に分けて分析するので、今まで見えてこなかったものが見えてきたりします。
OPQR分析は最初にワザオさんから教わりました。タテ軸とヨコ軸に何を選ぶのかがポイントなのですが、ワザオさんのたとえ話が最高におもしろくて、わかりやすくて、笑いの絶えない講義だったことを今でも覚えています(^^)
商品カテゴリで分析
では実際にMTで分析してみます。グラフの11番「回帰Ⅱ」を使います。A~Fまでの6つの商品群を分析してみました。タテ軸は「MQ(付加価値)」、ヨコ軸は「注文連動コスト」です。上に行くほどMQが高く、右に行くほど注文連動コスト(手間)が低くなります。
第1象限(右上)はMQが高く、手間も少ないOK商品です。
第2象限(左上)にE商品が現れました。ここに入ってくる商品群はMQは多いけど注文連動コストが高い(手間のかかる)商品です。たしかに、この商品は人気だけど平均単価が低く、かさ張るので送料も少し高めです。ここで考えることはPアップ(プライスアップ)です。
第3象限(左下)にB商品が現れました。MQが低い上に手間もかかるので、R(レビュー・見直し)が必要な商品です。
第4象限(右下)はMQは低いけど、手間はかからない商品です。スーパーのレジ横に並んでいる商品のイメージです。Q(数量)アップできないかを考えます。
このようにOPQR分析をすることで、次にどんなアクションをとればいいのかヒントが見つかります。
平均線がポイント
「OPQR分析では全体MQの平均値をとることが大切」と西先生の本には書かれています。グラフのパターンで田(中心指定)を選ぶことで、平均値がとれることを先輩に教わりました。実際に作ってみると、補助線がきれいな美しいグラフになりました。
でも他のパターンと何が違うのかな?あえて中心を指定しないことで、何が見えてくるのかな?タテヨコの中心線が右上に動いていけば、全体が良くなっているってことなのかな? ここの理解が浅くて、勉強中です……(^o^;)
答えが見つかったら、この続きを書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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