スピッツのラブソングについて思ったこと
こんばんは。みきたにし☆です。
絵を描くとき、スピッツを聴くと、はかどります。理由は分かりません。
日本語の歌を聴きながらだと、歌詞が気になって集中できないって聞きますが、ほどよく集中できるのです。スピッツだと。
幼い恋心と大人になって思う現実
さて、本題です。
スピッツの「空も飛べるはず」という、ヒットソングがあります。
その中に何回か出てくる歌詞……
ずっとそばで笑っていてほしい
普通にスルーしてしまいそうになりますが、ちょっと待って!
しょうじきに申し上げます。
「ずっとそばにいる」のは、まだ可能かもしれませんが、「ずっと笑っている」は不可能です。
だって、怒ったり、泣いたり、してしまいますもの。人間だもの。
でも、この曲がヒットしたということは、「そう願っている」淡い恋心を抱いた少年少女がいっぱいいたってことなのでしょう。
好きな人の笑顔なら、ずっとそばで見ていたい。それはそれは淡い光に包まれた幸せな光景です。恋愛も、そんな感じ……。とくに幼ければ幼いほど、夢や憧れといったフィルターに包まれて、きらきら、ふわふわ……。
そういえば、
幼い微熱を下げられないまま
というのが、この曲の歌い出しですね。
スピッツの曲を聴くたびに、草野さんは詩人だなと感じます。唐突にポンと飛び出してくる言葉が、すごくしっくりと、その場所に収まっている感じがします。
単語のひとつひとつを取ってみると、つながらなくても、それらを並べて歌い上げると、目の前に光景が広がるというか……。
わたしが知っている日本のボーカリストさんで、詩人だなあと思うのは、スピッツの草野さんとイエローモンキーの吉井さんです。
目指す方向性は全然違う感じなのですが、このふたりは言葉の魔術師だとマジで思うのでした。
スピッツの曲でお気に入り
・スパイダー
・流れ星
・黒い翼
・クリスピー
・渚
カラオケでよく歌っていた曲
・運命の人
・楓
・冷たい頬
スピッツやラルクを原曲キーで歌うと、男性陣からひどく羨ましがられるんですよね。余談ですが。