初期インターネットでは電話回線の向こうでトンビが飛んでいた
1、初めてのパソコンはデカいWindows98
初めてのパソコンは大学生の時、父親が突然、買ってくれた。唐突に電器屋に連れて行かれ、「これ県外に配送できます?」とか話が進み、気がついたらPC持ちになっていた。真っ白なデスクトップで、OSは確かWindows98だった。モニターはブラウン管だし、本体もやたらでかいし、フロッピーディスクドライブがついていた。(今回はイラストに色がついています)
2、インターネットは電話線で
ところでWi-Fiって何の略か分かっていますか?
WiFiとは、Wireless Fidelity(ワイヤレス フィデリティ)の略です。 直訳すると、無線の忠実度となります。ーFUJIログ通信より抜粋
とはいえ、ワイファイがなんの略か知らなくてもインターネットはつながる。というか、今の人たちには、インターネットは飛ぶモノというイメージが強いでしょう。それは、メイプル超合金のカズレーザー氏のネタにもなっている。
※イラストはイメージです
その前の時代はLANケーブルでつないでいた。さらに、その前の時代は電話線だった。いわゆる「ダイヤルアップ接続」というやつだ。インターネットに接続する時には「ぴーひょろろろろろ……うぃんうぃん……がーがーぴーぴー」と音が鳴っていた。
※音のイメージです(トンビです)
ものすごいアナログ感だった。わたしのパソコンは一体、なにと繋がっているのかしら?よく分からない。(ユーチューブに音をUPしている人がいた)
3、チャットやメール掲示板があった
今みたいにSNSとかLINEとかはない。短い文章を会話みたいにポンポンと続けるのが「チャット」だった。〇〇スキな人集まれ!とか、〇〇について語ろう!みたいなチャットルームがたくさんあって、朝まで語り明かしたこともあった。特殊な絵文字とかもあって、「♯とP」で電話機の絵文字が表示されるとか、そんなんがあった気がする。(覚えている方いらっしゃいませんか?)「メール掲示板」は、いわゆる「メル友」を募集するための、今でいう「出会い系」だった。
4、ウィルスにかかると文字が降ったらしい
今はパソコンだけでなくスマートホンもウィルス対策をするのが当たり前の時代だ。ウィルス対策をしないのは、通勤用のスーツで戦場に行くぐらいヤバい。いやスーツはビジネスマンの戦闘服ではあるけれども。
昔はウィルス対策なんてしていなかった。それでも、「落ち葉ウィルス」とか存在していた気がする。ウィルス感染すると、ディスプレイの文字が枯葉みたいにパラパラと落ちるというジョークみたいなやつらしい。それ以外にも、今では想像もできないようなチープなウィルスが悪戯みたいに存在していた。「昔のコンピューターウィルス」で検索すると出てくる。(落ち葉は出てこなかったけど……記憶違いなのかなぁ)
まとめ
便利な時代の前には、必ず不便な時期があり、新しいものを中途半端に取り入れたヘンテコな時期があるのだ。でも、それは、面白い時代でもあった。
あと、関係ないけど、どこかの局のテレビ番組で、ブラインドタッチ選手権みたいなのがあった。OLさんが集まって、ひたすらブラインドタッチのスピードと正確さを競うという、今では考えられないほど地味な企画だった。そういうのをやるのはテレビ東京さんだろうか(思い込み)
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