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スコットランドで日本人の自分が英語を話していることの不思議さ

彼氏がスコットランド出身で、今回のスコットランド旅行は彼氏の姉夫婦や兄夫婦の家に泊まらせてもらっている。

お姉さんの家にはウイスキーやらジンやら沢山おいてあって、お姉さんの夫がカクテルも作ってくれる。

せっかくスコットランドにいるので私はウィスキーを試しているけれど、ひとくちにウィスキーといっても味はいろいろ。

飲んでいい気分になりながら、今のこの状況、日本人の私がスコットランドで彼氏家族と英語を使ってコミュニケーションを取っている、ということの不思議さに想いを馳せる。

カナダにいるときも、実は時々同じように、自分の現在の状況が信じられないような感覚に襲われる。

英語が好きではなく英語なんて要らない、そもそも英語なんて一部の選ばれた人しか話せないと思い込んでいた私が、カナダで英語を使って仕事をしてることに、不思議な感覚を抱く。

そしてスコットランドという、彼氏に出会わなかったら来なかったであろう美しい国で、彼氏の家族とウィスキーを飲みながら色々と語る自分。

カナダに行かなかったら英語なんて話せなかった、彼氏にも出会わなかった、彼氏の家族にも会わなかったのだと思うと、人生というものは、少しのことがきっかけで本当に大きく変わっていくのだなと、身をもって感じている。

8年前に、看護師の資格が取れるかすらはっきりわからなかったのにカナダに行こうと決断した、勇敢で無謀な自分を誉めたい。

ちなみに彼氏の家族はみんな私の英語が素晴らしいと誉めてくれ気分は良い。
しかし自分のなかでは英語が苦手だと思っており、語彙がないスムーズに話せないなどなど足りないことばかり見えてくる。
この、自分の英語はまだまだ、英語がうまく話せないという思いは一生続くのだろう。


30年間英語を避け続け、英語なんて日本に住んでたらいらないし、などと言ってた日本人の私が、スコットランドで英語を使ってることの不思議さについて述べてきたけれど、人生というものは少しのきっかけでその後の生活を大きく左右したりする。
限られた人生、小さなきっかけや出会いを大切に。



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