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カナダの虫歯治療は痛みゼロ

先日虫歯の治療に行ってきました。

虫歯ができていたと言っても痛みは特になく、レントゲンを撮ったら虫歯があるとわかったくらいの虫歯だったので処置自体はとても早く終わったのですが、こんな軽い虫歯でも、きちんと局所麻酔をしてくれます。
局麻の時はもちろん小さい針が歯茎に刺さるのでほんの少しちくっとはしますが、痛いというほどではありません。

ちなみに歯医者では局麻をすることを、Freezeすると言います。
虫歯はCavity または tooth decay と呼ばれます。

局麻のおかげで、処置中は痛みゼロ。

もともと私自身歯医者が好きで、痛くてもまったく平気なのですが、痛みがないというのは、歯医者や痛みの嫌いな人にとってはとてもいいことだと思います。

カナダでは、痛みのコントロールの優先度が高いです。
歯医者以外でも、体の手術後数日間は麻薬系の痛み止めをきちんと使って、痛みをコントロールします。
無痛分娩も一般的ですし、痛みに対するとらえ方が日本とは違うようです。
とにかくなるべく痛みは少なく、というのが、共通された痛みへの扱いです。

ただ少し前にやったミレーナ(子宮内避妊具)挿入がめちゃくちゃ痛かったので、これに関しては個人差が大きいものの、麻酔を使う選択をこれから増やしてほしいと思っています。

歯に戻りますが、親不知をカナダの口腔外科で3本抜いた時も、静脈麻酔と鎮痛剤を使ってあっという間に終わりました。
横に生えてた親不知にイライラしていたのでそれがなくなり、気持ちも晴れ晴れ。
カナダでの歯科関係は本当に良い経験ばかりです。

カナダの歯医者は治療費が高いとよく言われますが、雇用先の保険でカバーされることも多く、私の場合は今回の虫歯治療は3万円ほどの請求で全額カバーされ無料でした。
3か月ごとのクリーニングも、私も娘もそれぞれ毎回2万円ほどかかりますが、すべて保険でカバーされるので無料です。
静脈麻酔下の親不知3本の抜歯は、麻酔のコストなどもかかり20万円くらいでしたが、持ち出しは3万円弱でした。

日本の歯医者のほうが良いと聞くこともありますが、私の場合は日本でいくつかの歯医者にかかったものの、横に生えてる親不知の処置をやる、もしくは口腔外科へ紹介してくれる歯医者は見つけられませんでした。
合う合わないもあると思いますが、長く通い続けようと思う歯科医も見つけられず。

カナダで、痛みに配慮してくれ、さっさとやるべきことをやってくれる、信頼して通い続けられる歯医者さんを見つけることができたのもあり、カナダで歯科治療が受けられて良かったなと思っています。




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