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大学院で知り合った友人達、やはり移民が気楽?
オンライン大学院なので、クラスメート達と顔を合わせることもなく5個のコースを終わらせたのですが、今回のアセスメントのコースの対面授業に4日間出ることとなり、初めてクラスメート達との顔合わせ。
オンタリオとアルバータから来てるクラスメートが多く、あとはケベック、BCが数人という感じでした。
友達ができたらいいなと思ってましたが、あまり期待はせず。
そもそもこの対面授業の最中にアセスメントの実技のテストがあったので、ストレスすぎて友達どころではないというのもありましたが。
蓋を開けてみたら、やはりみんな同じ、テストに関してかなりストレスを感じていましたが、素敵なクラスメートばかりでした。
たまたま1日目のクラスが始まるときに話したクラスメートと実技テストでもパートナーを組むことに決めたので、その子とほぼ過ごしました。
心の綺麗な子で、一緒にいると自分の心まで洗われるような経験でした。
たまたま同じ地区から来てた別のクラスメートとも連絡先を交換。
そして別のオンタリオから来てるクラスメートが同じホテルに滞在していたので、彼女とも一緒にご飯を食べたりして、オンタリオに帰ってからも会おうと約束したのでした。
大学院だからというのもあるかもしれませんが、クラスメートの85%は白人、英語を母国語としてる人たちです。
私が友達になった3人はみんな移民で来た人たち。
移民かどうかで友達を選んだわけではないのですが、職場の同僚達もやはり移民同士の方が気楽なので、そういう気持ちが働いたのかもしれません。
英語を母語にするクラスメート達に比べ、英語を第二言語とする私たちは彼らの2倍以上の努力が必要で、そういう苦労を理解しあえる、分かち合える、というのは大きいなと個人的には思っています。
カルガリーまではるばる、飛行機代を出しホテル代を出し、ホテルのレストランでそこそこ良い夕食を毎日食べと、懐にはあまり優しくない旅でしたが、素敵な人たちと会え、インストラクター達とも直接やりとりでき、貴重な経験となりました。
何よりもこの年齢で新しい友達をつくるなんてそんなにありませんし、素晴らしい友人を新たにつくれたこと、この機会と運に感謝できるような今回のクラスでした。
子供時代は引っ込み思案で生きてきましたし、自分から話しかけて友達を作るとかインストラクターに話しかけるのはハードルが高いのは十分わかっていますが、すこし勇気を出して誰かに話しかける、インストラクターに質問したり意見を聞く、ということが、自分のためにとても有意義な機会となりました。
この少しの勇気がとても大切だということは、これまでの経験からも強く思っていることです。
カナダでは特に自分から動いていかないと何も進まないことが多いですし、主体的に行動することが明らかにプラスとして働くことが多いなと感じています。