「隣の芝は青い」 最高の場所なんてない
スコットランド旅行がとにかく楽しかったんです。
休暇なので仕事をしなくていいのがその楽しさにもちろん貢献するけれど、それ以外にもいろいろありました。
山や木が豊富(うちの地域は山がすぐ近くにない)
海にすぐ行ける(オンタリオには海もない)
魚介類が美味しい(オンタリオには海がないから新鮮な魚介もほぼない)
水が美味しいし軟水なので髪も肌もツヤツヤに(うちの地域は水が不味いので有名、硬水で髪がガサガサ)
昔のお城が沢山(カナダは城が少ない)
エジンバラもだけど、小さい街も建物が古くて素敵
彼氏の家族が住んでる
もともと山も海もある静岡市出身なので、山も海もすぐ行けるというのは本当に嬉しいことです。
スコットランドで美味しいロブスター食べながら、なんで私はオンタリオなんかに住んでるんだろうと思っていたわけです。
まぁ仕事があるからなんですが…。
スコットランド(UK)は看護師の給料が低めなので、資格を取って移住する気にはならず、こちらにないものに対するただの愚痴です。
そしてカナダに戻ってきてその日に改めて思ったのが、天気の良さはかなり大切だなと。
そう、スコットランドは美しい国だけれど、とにかく天気が悪い。1日の間に四季を経験するといわれるくらい、寒くなったり風が強かったり雨が降ったりやんだり少ーし暑くなってみたりで、お日様を拝む日は少ないです。
夏が涼しいのは良いけれど、実際に住んでみると夏らしい夏というものを懐かしく感じるかもしれません。
こちらは、冬はそこそこ寒いですがそこまで厳しくないし、雨も少ないし、晴れてる日は多く、夏はからっとしてるので夏らしくもあるけど暑すぎるほどではない。
カナダに帰ってきて、晴れてる日が多いことに対する感謝の気持ちを改めて抱きました。
カナダは広いので、東海岸の方に足をのばしてロブスターを食べにいったり、オンタリオでも少し北にある山に行ったりはできるんですよね。
ケベックシティの街並みはヨーロッパ系の古い建物が多く美しいと聞きます。
カナダ国内でこういうところに旅行するのも良さそうだなと、こちらに帰ってきてから考えています。
そんなわけで、現在住んでいる場所の無いものを数えてたら、もちろん隣の芝は青く見えます。
でもどこの場所にも良し悪しがあるので、全てにおいて最高だ、なんて場所はきっとありません。
看護師としての仕事の満足度を考えると、私はしばらくカナダのオンタリオ州にいると思いますが、この先もここに住まなければならないということでもありません。
この先のことは柔軟に考え、良い気候をありがたく思いながら、日常を大切にしつつ次の旅行も楽しみに、生活していきたいなと思っています。