見出し画像

【絶望しかない話】が読みたいとTwitterで募集した結果

こんにちは。呂兎来《ナガトラ》です。
【絶望しかない話】が読みたいとTwitterで募集した結果をお話します。
今回も #RTした人の小説を読みに行く のタグを使用して募集しました。


好みだった作品 その1

Keep my dreaming

【あらすじ】
微睡みの中に広がるこの世界を、私は夢に見続けるのだ。

【感想】
女の人(巫女)の独白に似た語りかけにドキドキし、最後まで読んでもわからないままの後味の悪さ、堕落を漂う感じ、現実なのか夢なのかの不安感……などなど、読みたいと求めていたもの(この心地の悪さを味わいたかったの)でした。

※公開サイトにてレビューを書きました。


好みだった作品 その2

想い出の詩

【あらすじ】
 記憶ほど信用できないものはない、と思うんだ。ひとは都合よく自分自身の記憶を捻じ曲げる。たとえば、昔は良かった、なんていう記憶の美化はその最たるものじゃないか。僕はいつだって怯えている。誰かが急に僕の目の前に現れて、身に覚えのない罪を糾弾するんだ。それを嘘だと思っているのは僕だけで、それこそが真実なんじゃないか、って

【感想】
彼が登場してから『お、いいキャラだな』と思っていたので、彼寄りで拝読するところがありましたが、主人公の抱える思いの描写がよく、モヤモヤを抱えさせてくれました。 二話から三話を読み始めたとき、また伏線の効果もバッチリで神経をズタズタにしてくれました(これを求めていました)。

三話のラストへ向けての刺さり具合がいいです。言うなら、めった刺し感。終わり方も最高でした。 個人的には、こういうすれ違いも大好物ですので、ご馳走を頂いた気持ちでいっぱいです。

※公開サイトにてレビューを書こうと思ったのですが、先に書かれていたレビューに『先入観なしで、読んでほしい』とありましたので、遠慮しました。


募集をしてみて

【絶望しかない話】が読みたいと思ったので募集をしましたが、
「『絶望しかない話』って、どんな話がくるだろう……」
「果たして、応募はくるのだろうか……」
などと、ワクワクと不安がありました。

それと、
「もし、自作から選出するなら、どの作品を応募するかな……」
とも考えました。

応募が来て安心したと同時に、応募内容を見て、
「確かに、この解釈もあり!」
と思う応募作品ばかりで感謝をしております。

今回、この記事に掲載しなかった作品は、私に刺さらなかったけれど、別の方に刺さるかもしれませんし、逆もまた然りです。

違うテンションを欲しているときだったら刺さっていたかも~! な作品もあり、大変楽しませて頂きました。


最後に

自作で応募するなら……と考えて浮かんだ作品を載せ、この記事を締めます。

最初の箱

【あらすじ】
 森の奥にちいさな家がありました。そこには老婆と幼い女の子が住んでおりました。
 何年も経ち、幼い女の子は少女になりました。少女は山の谷間からわずかに見える街に憧れるようになりました。
 翌日、少女は街に行くことにしました。すると、おばあさんはちいさな木の箱を少女に渡しました。
「本当に困ったときがきたら、この箱を開けなさい」

■こちらの作品、ありがたいことにレビューを頂いているのですが、私としてはラストをふたつの解釈ができるようにと書いた作品です。
なので、ひとつのみのラストに絞っての応募……になりますけどね。
何と言うか……この作品しか浮かばなかったのです。

■小説家になろうの個人企画、【冒頭10行評価祭り】に参加し、出だし十行(十文規定)での総評などを頂いています。
色々とおもしろい考察を頂いていますので、よろしければ覗いてみてくださいませ。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1056924/blogkey/2869322/



応援して頂けると励みになります!٩(ˊᗜˋ*)و”