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数字で見るRWC2019日本代表(その1)
8月29日(木)、ラグビーワールドラグビー2019日本大会の日本代表最終登録メンバーが発表されました。最終登録選手は31人です。
個別の登録選手はリンクやその他のニュースでも取り上げられているので、ご参照いただき、ここでは、全体の攻勢を「数字」でとらえて見てみたいと思います。
RWC日本代表のポジション構成
試合に出る15人、リザーブも入れて23人。それに当日の試合に出ない選手が8人いての31人。日本に限らずどのチームもスクラムを組んだり、ハードアタックの多いフォワード(FW)の方がバックス(BK)人数が多くなる傾向はあるのですが、日本も同様。前回大会は FW 17人/ BK 14人 だったので、1名FWが多くなっています。
もう少し詳細にみると、FWはFL/No.8 の第3列(バックロー)が6人とやや多め。LOの選手をFLにすることまで考えるとかなり幅が広がります。
一方でBKはSOが2名と少し薄めにも見えますが、CTB,FBでの登録選手にもSOがプレー可能な選手がいることも考えると、これでもありかな、、、という人数構成です。
RWC日本代表の年齢構成
登録選手31人の平均年齢は、28.4歳。FW 28.8歳、BK28.0歳です。平均年齢は28歳ですが、最多は30歳の6人、次が26歳です。30歳はキャプテンのリーチ選手や司令塔SO田村選手など、まさに日本代表の要の選手が揃います。次の26歳には、WTBの松島選手や福岡選手、SH流選手など若手の中心選手がそろいます。
最年少は、23歳6か月のアタアタ(モエナキアラ)選手、最年長は38歳4か月、4回目のワールドカップを迎えるトンプソン選手です。ボールに一番最初に飛び込む、相手を恐れないタックルなどの身体を張ったプレーは日本代表選手の鑑です。
RWC日本代表の体格
日本人は必ずしも体格に恵まれているとは言えません。
190cmを超えるFW選手が多い南半球、スクラムで負けないように重量の多い選手が多いヨーロッパに比べると、格段に小さいです(これでも歴史を考えると大きくはなってきています)。
身長はラインアウトに活躍するLOの選手を中心に高く、190cm以上の選手は4人。最も背が高いのは196cmのトンプソン選手。最も背が低いのは、SHの田中選手、流選手です。
体重は、スクラムを支えるPRが重く、再重量は122kgのPR具選手、最軽量は71kgのSH流選手です。
流選手は体は小さいですが、タフなフィットネスに加えて、SHの攻撃パターンとしてのキックの上手さも光ります。
データで見るRWC日本代表(その1)
いかがでしたでしょうか。なんとなくで日本代表を押さえるも、データにすることで、より集団としても個人としても輪郭ができてくるようで、面白いです。
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