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ラグビー博士・小林深緑郎さんが語るRWC
2019/8/28(水)、横浜のラグビーダイナー 7outh's(セブンオウス)でラグビートークライブが開催されました。
ゲストは、J Sports のラグビー解説でおなじみの、ラグビー博士・小林深緑郎さんと、元ラグビーマガジン編集長・村上晃一さん。
ラグビーワールドカップまで1ヶ月を切り、各国の登録メンバーが順次発表され、日本代表の発表を翌日に控えた当日、日本ラグビーだけで世界のラグビー事情に詳しい小林さんの話は非常に多岐にわたりました。
南半球を中心に、各国の代表に対するコメントも面白かったのですが、ここでは日本代表話題を2つ。
日本代表のメンバー予想
翌日の発表を控えて、メディアやSNSで話題の各ポジションの代表争いの話が多くなりました。
・フロントロー(特にPR)
個々が一番悩ましいのではないか。世界的には登録選手31人は FW 17人/ BK 14人。日本は FW 18人 / BK 13人 で行こうという話もある。その場合、PRを6人にする可能性もある。通常はPRは5人(1番を2人3番を3人)。
稲垣選手は決まりとしても、ヴァル選手・中島選手、三浦選手、具選手、山下選手、木津選手 など。怪我や調子を含めて、どうするのか。
・バックロー(第3列 FL、No.8)
いい選手が多いが、ほぼパシフィック・ネーションズカップに出場したメンバーで決まりだろう。混戦だが、悩む要素はないと思う。
・アウトサイドセンター(CTB 13番)
ここがいない。13番を専門にできるのは、トゥポウ選手くらい。他のポジションでCTBができる選手もいるが、それはインサイドセンター(CTBの12番)。もちろん梶村選手など日本人選手にいないわけではないが、31人の枠に入るのは難しいだろう。
日本代表の進化
東芝・大野選手のコメントの引用
「前回ワールドカップのエディー・ジャパンの時は、決まった戦術を100%きっちりこなすプレーだった。いまの日本代表は相手を見て戦術を変えられる。世界のラグビーを見ているようだ。」
とのこと。
確かにパシフィック・ネーションズカップを見ても、FWで押していたと思ったら急にキックで横に展開、空いたスペースを使ってトライを取る。前半と後半でスクラムの印象が違うなど、変えられるチームになってきたというのは、そのとおりだと思いました。
それはエディー・ジャパンの頃から鍛えてきた選手のフィットネスがあり、またジェイミーの教えとして、リーダーチームを中心に選手自身が練習もゲームも作っていく日本代表の文化がありました。
さらに面白かった「ラグビーの昔話」は別のノートで。
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