【8/5 日本vs.フィジー】試合情報・会場情報
日本代表のラグビーワールドカップ2023™フランス大会前、最後に日本で行うテストマッチとなりました。私個人的推し満載で試合・会場紹介します。
(【7/29 日本vs.トンガ】試合情報・会場情報 と内容重複します)
パシフィックネーションズシリーズ
日本vs.フィジー
この試合は「パシフィックネーションズシリーズ」の最終戦、フィジー代表との試合です。
「パシフィックネーションズ・カップ」は環太平洋のアジア・パシフィック地区のティア2チーム(年によってはオーストラリアAが入ることもある)の強化を目的として作られた国際大会です。2006年から開催されている大会でトンガ、サモア、フィジーに加えて年ごとのフォーマットで参戦する国によって行われます。
パシフィックネーションズカップ2023は日本、トンガ、サモア、フィジーの4か国が参加しています。
チーム紹介
ラグビーワールドカップ2023™フランス大会に出場する両チーム。現在の世界ランキングでも日本が12位、フィジーが10位と順位が拮抗した両チームです。
日本代表
ラグビーワールドカップ2015™イングランド大会の「ブライトンの奇跡」と呼ばれる南アフリカに対する歴史的勝利で世界中から注目を受け、その勢いそのままにラグビーワールドカップ2019™日本大会ではベスト8入りし、世界の強豪の一員となった日本代表。
それから4年がたち、引退した選手・新しく成長してきた選手で半分くらいのメンバーが入れ替わりました。コロナ禍で試合ができない時期が続いたが、2021年からテストマッチが再開、2023夏に日本代表5連戦+1を迎えました。
登録選手が発表されました。
今回も姫野選手と流選手の共同ゲームキャプテンです。ラグビーW杯2019代表と、2019年以降に代表入りした若いメンバーがちょうど半分ずつくらいのバランスです。前週のトンガ戦に比べるとFWスターティングメンバーにラグビーW杯2019代表メンバが多いです。
フィジー代表
ラグビーフィジー代表の愛称は「フライング・フィジアンズ」。
名前の通り大きくて速くて強いランナーが疾走し、タックルされてもオフロードパスでフィールドをいっぱいに使ってダイナミックなラグビーを展開します。フィジー代表資格のある選手で結成された「フィジアン・ドゥルア」は2022年からはスーパーラグビー・パシフィックに参画、オーストラリア・ニュージーランドのチームとの試合数を増やし実力をつけてきています。
ラグビーW杯2023出場、プールCに組み込まれています。プール戦と勝ち上がると日本が所属するプールDのチームとの対戦になるため、日本との対戦の可能性もあります。
登録メンバーは以下の通りです。日本のリーグワン・東芝ブレイブルーパス東京のセタ・タマニバル選手は来日しているもののメンバー外。フィジリアン・ドゥルアのメンバーを中心にしつつもイングランド・フランスのリーグで活躍する選手も入る強敵です。
私個人的!この試合の注目選手
注目したい選手はたくさんいますが、そのなかでも「とりあえずこの選手を見とけばすごいプレーがある、楽しい」と分かりやすく安心して楽しめる選手をピックアップします。
9番(SH) 斎藤直人選手
身長・体重とも大きい選手が多い中で、小柄な選手が多いスクラムハーフ(SH)。スクラムや試合中の密集の一番後ろでボールを出す役割なので止まったボールの近くには必ずSHがいる、というわかりやすいポジション。またボールを一番持つポジションでもあります。
スターティングメンバーの斎藤選手は身長165㎝と小さいながらも、「どこにでもいる」と感じる運動量。加えて大きなFWの選手にも果敢にタックルし、相手を止める強さに驚きます。
2023年夏の連戦では全試合出場、すっかり日本代表SHとして定着してきました。
8番(No.8) 姫野和樹選手
「ジャッカル」という相手をタックルした後もボールを離させないパワーあふれるプレーでラグビーワールドカップ2019™日本大会中に話題になった姫野選手。2023夏のテストマッチでは共同ゲームキャプテンとして、 チームを引っ張ります。ボールを持てば敵をハンドオフ(片手の平手で突き飛ばす)や時には相手にタックルされても前進する迫力あるプレーを見せてくれます。それ以上に、相手の攻撃に何度でもタックルする献身的な姿が魅力です。試合中に目立つシーンは少ないけれど、チームを支える縁の下の力持ちです。
12番(CTB) 長田智希選手
NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23の新人王となった長田選手。まさに「期待の新人」が期待通りのプレーを見せてくれています。
所属する埼玉WKではCTBとWTBの両方をこなす長田選手は、身長179cm、体重90kgと世界のCTBに比べると小柄ながら、バックスの守備の要としての役割を果たします。前試合ではステップワークで相手をかわす、またひきつけておいて空いた選手にパスをする攻撃での魅力も見せてくれました。
現在23歳、今年のW杯だけでなく、次となるラグビーW杯2027、2031まで期待できる選手です。
会場・会場でのイベント情報
会場は、日本ラグビーの聖地でおなじみの東京都・秩父宮ラグビー場です。
試合当日は試合開始2時間以上前からショップやイベント、会場でのプレゼントなどファンを楽しませる工夫も満載です。
飲食物持ち込み可です。
熱中症対策の水分は必ず持っていきましょう。
場外③(場内③⑧)カンタベリーオフィシャルショップ では、日本代表ジャージのほか、日本代表応援Tシャツやタオルマフラーなどの応援グッズが販売されます。暑いときにピッタリの帽子もココで。
場外⑥アサヒスーパードライブース には日本全国を巡る「スーパードライ ブランドカー」が登場。樽生を極めた注ぎ手であるタップエリートが監修した「スーパードライ」は最高です。並んででも飲みたい(私は席に荷物を置いたら一番最初に行くところです)。
場外①(場内④⑥)ラグビー日本代表オフィシャルストア では大会プログラム、大会限定キーホルダーやタオルマフラーなどのグッズが販売されます。また日本代表マスコットのレンジー(Ren-G)もこちらです。長蛇の列になるので、入場すぐまたは試合中に行くことをおすすめします。
ラグビーのルールと観戦スタイル(外部リンク)
こちらは別記事をご紹介します。
前日時点での天気予想天気は晴れ。試合開始の19:15はちょうど日の入り時間ですが気温が30℃くらいとかなり高いです。日差しがなくても熱中症には十分注意、「夏の観戦スタイル」で来ることをお薦めします。
風が強いので気持ちがいい風が吹くといいのですが….
日本代表は赤白のファーストジャージで登場かな。ジャージ以外にも赤いグッズ、桜デザイン、一方のフィジーを応援するヤシの木柄やアロハ風もなども応援向きです。
ファッションからテンションを上げられると楽しさが倍増します。
イベントも試合もお楽しみに!