【トヨタV】【試合情報】雷神 vs. 野武士(4/20 トヨタV vs. 埼玉WK)
(この記事は、一緒に観戦をする友人向けに書いています。私の偏愛がふんだんに盛り込まれています。ご了承ください。)
15人制ラグビー初観戦の前に読んでほしいこと(共通編)
前回の初観戦でなんとなくラグビーの魅力やルールが伝わっているかと思います。初観戦前にご紹介したものと同じ記事ですが、改めて読み返すと新しい発見があるかもしれません。
一緒に見に行くのはこちら
チーム紹介
トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)
ホームとして迎えるのはトヨタヴェルブリッツ。
先日も観戦したチームです。トヨタ自動車ラグビー部を母体とし、過去には日本一にも輝いている伝統チームです。ホスト地域はもちろん名古屋市&豊田市、加えて岐阜県もホームとして使用する東海地方きっての名門です。
伝統的な特徴は「力強さ」。
フォワードと呼ばれる前8人の重戦車のようなメンバーが相手のスクラムを圧倒します。それに加えて最近では展開の速い後ろのBKがスピードで展開して得点を取りに行くのも魅力です。
今シーズンは司令塔となるハーフ団(スクラムハーフ、スタンドオフ)に現役ニュージーランド代表(オールブラックス)を迎え、バックスの攻撃が多彩なのも特徴です。
チームカラ―は緑。エンブレムは雷神です。キャラクターは雷神の子ども「ライガーくん」です。妹は「ライミーちゃん」。
小ネタですが、トヨタVの選手は背中にも注目。
ポジションのイメージに合わせたトヨタ車の名前が入っています。2023-24シーズンは昨シーズンからの変化もあります。
埼玉パナソニックワイルドナイツ
乗り込んでくるビジターは埼玉パナソニックワイルドナイツです。
母体は三洋電機ラグビー部で、トップリーグ昇格時の三洋電機ワイルドナイツを経て、会社の経営統合に伴ってパナソニックワイルドナイツと名称変更となりました。
ホスト地域は埼玉県熊谷市、ホームグラウンドは熊谷ラグビー場です。熊谷ラグビー場横に練習場とクラブハウスを持つラグビーパークとなっています。代表クラスが使うほどの素晴らしい環境です。
日本選手権優勝6回、また近年は優勝または常に上位に位置する強豪チームです。ラグビーワールドカップ2023™フランス大会の日本代表に11人を輩出したほか、南アフリカ代表、オーストラリア代表を有しています。
埼玉WKの特徴は「鉄壁」。
スター選手が多く一人一人の上手さや強さはありますが、それ以上に相手を突破させない全員が役割を果たす強いディフェンスが特徴です。繰り返し攻撃されてもディフェンスの乱れがなく、攻撃側がディフェンスラインを突破することがリーグワン一難しいと言われています。さらに今シーズンはバックスが元気で、得点力も上がっています。
チームカラ―は青、エンブレムはワイルドナイツ=野武士です。
キャラクターは「のぶし丸」です(着ぐるみがあると聞いていますが、私は会ったことがありません)。
チーム状況
現時点での順位です。
ここまで唯一の全勝の埼玉WKは既に上位4位によるプレーオフを確定させています。一方のトヨタVは全ての試合を勝てばプレーオフ進出、1試合も負ければプレーオフ進出の夢が途絶える崖っぷちのポジションにいます。
この試合はトヨタVが埼玉WKに勝利し、プレーオフ への希望をつなげる重要な試合です。
メンバー
リーグワン(ラグビーの公式戦の多く)では試合の48時間前までに選手を公表するルールがあります。メンバーが発表されました。
注目選手
両チームとも注目選手が目白押し!
全選手を紹介したいところですが、心を鬼にして私の偏愛120%各チーム3選をご紹介します。
トヨタV:姫野和樹選手
トヨタVの頼れるキャプテン。
ラグビーワールドカップ2023™フランス大会では主将を務めた日本代表の中心選手。ラグビーワールドカップ2019™東京大会では姫野選手の「ジャッカル」が話題になりました。力強いボールを運ぶ姿、相手を仕留めるタックルは「ラグビー見てる!」と実感できるプレーです。
試合中の気迫あふれる形相と試合後の笑顔のギャッはすごい。
トヨタV:ピーターステフ・デュトイ選手
今、私が世界で一番好きな選手。日本で名古屋でプレーをしてくれている奇跡!尊い!ありがとう。
ラグビーワールドカップ2019™、2023™で連覇した南アフリカ代表。2019年にはワールドラグビー最優秀選手に選出されました。
愚直な仕事人でプレーに派手さはありませんが、タックルやラインアウトでは世界一の技量が光ります。そして、フィールドの中に3人くらいいるのではないか?と思うほどどこにでも現れる運動量も必見です。
トヨタV:ボーデン・バレット選手
ラグビー王国ニュージーランドで代表キャップ(出場試合数)120を超えるを超え、ラグビーワールドカップ2015™優勝のほか、2019,2023にも出場、2016-2017には2年連続でワールドラグビー最優秀選手に選出されたラグビー界の現役にしてレジェンド。
So~FBまでバックスのポジションはどこでもできるが、トヨタVではSOとしてチームの司令塔を担います。またプレスキッカーとしてチームの得点源となります。
埼玉WK:堀江翔太選手
その風貌に目が行きがちだが、HOとしてFWの要であり、自ら走り、オフロードパスをし、時にはキックで相手を抜き去る「全ポジションできるのでは?」と思わせるラグビースキルの高さは日本随一です。後半から出場になりそうだが、出場するだけで試合の空気が変わる日本ラグビー界の『ラスボス』。
埼玉WK:松田力也選手
ラグビー日本代表正SOであり、リーグワンの王者に君臨する埼玉WKでも司令塔として活躍し続ける松田選手。スター軍団の埼玉WKの各選手を活かしつつ、自らも走り体を張るチームのリーダー。
キックの精度も高く、埼玉WKが今季最多得点であることの原動力。ラグビーワールドカップ2023™では『恐竜ポーズ』と呼ばれる独特のキックのルーティーンも話題となりました。
埼玉WK:マリカ・コロインベテ選手
ラグビー大国・オーストラリア代表の『黒い弾丸』。
ボールを持ったら一直線に走り、相手のタックルはハンドオフ(平手で相手を読める、というか実際には押し倒す)し、タックルされても相手をなぎ倒す。とにかくランが強い。それはディフェンスにも表れ、相手がキックでボールを前進させたときの後ろからの追い上げは見ている方も怖くなる度の脅威です。
当日のイベント
ホストであるトヨタVが当日の会場を大いに盛り上げてくれます⤴️⤴️
会場外は11:30オープン。
キッチンカーやラグビー体験イベント、グッズ販売などが多数あります。
試合前の会場外には、試合に出場しない選手が『おもてなしヴェルちゃんズ』としてファンサービスをすることも。出会えるといいことありそうです。
グッズ販売では、シーズン終盤にもまだまだ新商品が。自分のうちわを持ったチャーリー(ローレンス選手)がかわいい。タッセル付きイヤリング/ピアスはマジで狙っています。物欲が抑えられない…。
会場:パロ瑞穂ラグビー場
会場は、名古屋市瑞穂区にある「パロマ瑞穂ラグビー場」。私が日本で一番好きなラグビー場の一つです(もう1つは秩父宮)。
何がいいって、とにかくピッチが近い。
選手のぶつかり合う音、肩で呼吸する息遣いまで聞こえてくる近さです。
さらに、ゴール裏の両サイドは芝生席になっていて、休日の家族ずれがラグビー観ながらピクニックする様子がのどかです。ピッチとそれほど高さの違いがない芝生席だから、プレー写真を撮るのにも最高です。
(写真を撮るには座るための小さな折りたたみ椅子やレジャーシートがあると便利です。)
今回はJAあいち豊田ピッチサイドシートです。選手が近すぎて怖いくらいの迫力を楽しみましょう。
改めて写真をみても近すぎ!
ラグビー観戦スタイル(春・初夏)
現時点の予報では最高気温27度。
4月とは思えない初夏の陽気になりそうです。雨の心配はありません。
暑さ対策、日焼け対策をお忘れなく。
またピッチサイドシートならではの注意点があります。特に飲食はご注意ください。
あと1日、ワクワク😃💕してお待ちください。