15人制ラグビー初観戦の前に(7/9 日本🇯🇵vs.フランス🇫🇷)
(この記事は、2022年7月9日に15人制ライブ観戦デビューをする友人向けに書いています。私のジャパンへの愛がふんだんに盛り込まれた偏った文章になっていますが、ご了承ください。)
ラグビーのルールと観戦スタイル(外部リンク)
こちらは別記事をご紹介します。
2日前の現在、港区の試合時間帯の予想天気は曇り、気温は29℃前後です。
曇りとありますが、日が出た場合は気温が上がります。観戦する席は午後も日照がある席なので、「夏の観戦スタイル」で陽射しと暑さの対策をお薦めします。
国立競技場は観客席には屋根があるので、雨が降ってもまたは最前列近くなければ雨の心配はそれほど必要ありませんが、心配ならご準備を。
なお、この夏のテストマッチではジャージ付チケットが販売された効果なのか、会場近くの駅ではすでにジャージを着た人がたくさん歩いています。電車でも見かけるので自宅から着てくる人も多いと思われます(私も自宅から着ていきます)。ジャージがあればジャージを、そうでなければ赤色の服やグッズを身に着けてくると楽しさ倍増です。
観戦する試合
2022年ラグビー日本代表の夏のテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ 2022」の最終戦となる 日本代表 vs. フランス代表です。
チーム&メンバー紹介
世界でのポジション(2022/7/7時点)
サッカーで言う「FIFAランキング」のようなワールドラグビーでのランキングは、フランスが3位、日本が10位です。日本中を熱狂させたラグビーワールドカップ2019™日本大会以降、新型コロナウイルス感染拡大防止措置で、海外のチームとほとんど試合ができなかった日本はやや順位を下げています。一方で来年2023年にワールドカップ開催国となるフランスは来年に向けえて上昇気流にのっています。
ラグビー日本代表
近年の成長は世界も驚くラグビー日本代表。過去のワールドカップで小さい体で勇敢に戦う桜の戦士として「ブレイブブロッサムズ(BraveBlossoms)」と名付けられました。またワールドカップ以前のラグビーファンの多くは「ジャパン」と呼びます。
プレーの特徴は緻密な戦略。どうしても世界とは体格差もあるからこそ、ラインアウトやスクラムからの展開、またバックスの細かなサインプレーを磨いてきました。近年は日本人の柔軟な体躯と下半身の強さを活かしたスクラムやタックルも強化しています。
前回ワールドカップからメンバーが半分以上入れ替わっている日本代表候補。今回の23人も前回ワールドカップ経験者は7人という新しいメンバ―を億位要したチームです。新しいメンバーと言っても5月までのリーグワンでは各チームで主力で戦った選手ばかりです。
どの選手も楽しみで「注目選手は全員!」と言いたいところですが、初めてのライブ観戦なので、分かりやすさ含めての注目選手を3人紹介します。
①10番 スタンドオフ(SO)李承信 選手
スタンドオフは司令塔ポジション。
フランス戦というビッグゲームで2試合連続で司令塔を担うのは、今年代表デビューを果たした李承信(り すんしん) 選手です。FWからボールが出てきたときの試合の起点であり、プレスキッカーとしても活躍します。
②13番 CTBディラン・ライリー選手
センター(CTB)は12番、13番ですが、13番の選手は12番の選手よりもスピードとパワーが求められるポジション。日本代表の13番の地位を固めつつあるディラン・ライリー選手は、攻撃もすごいが何よりもディフェンスがすごい。遠くても音が聞こえてきそうな強力なタックルで相手の攻撃をしっかり止めます。見ていて「おーー!」とつい歓声が上がるプレーを見せてくれる選手です。
③16番 リザーブ・フッカー(HO) 堀江翔太選手
ドレッドヘアでインパクト強めな堀江選手ですが、プレーもインパクト強めです。HOはスクラムの最前線でまさにフッカー(hooker)としてスクラムをコントロールするのはもちろん、フランカー並みの運動量バックス並みのパスワークで魅せてくれます。今シーズンはリザーブで途中出場ですが、ピッチに立つだけで会場が湧く選手です。
今では当たり前にキングすぎてプレー動画がすくなく、注目プレーヤーとして紹介される画像が2019年までさかのぼりました。
ラグビーマニアは、パンツの裾を上げるブルマ姿も見逃しません。
ラグビーフランス代表
来年のワールドカップを控え、若手を中心にチームの強化が進むフランス代表。愛称はジャージの色から「レ・ブルー (Les Bleus)」です。今年のシックス・ネイションズ(欧州6か国代表が対戦する北半球最高のリーグ)で優勝を果たしています。
フランスのラグビーは「シャンパン・ラグビー」と呼ばれます。シャンパンの泡がはじけるように選手がスペースに湧きだし、全員が連携して次々とパスをつないで前進するのがフランスラグビーの伝統的なプレースタイルです。テンポがよいプレーは見ていて楽しいです。
日本と違い第一戦からほとんど選手の変更がないフランス代表。来年のワールドカップで代表に選ばれたい若手と、チームをしっかり支えるベテランの混合チームです。
注目選手は背番号5ロック(LO)のトマ・ジョルメス選手です。7月2日の日本vs.フランスが代表デビューだったジョルメス選手は、高身長ながら低いタックルで日本の攻撃をストップさせました。金髪を振り乱して戦う姿から「ライオン」とあだ名がつきました。
前週も広いトヨタスタジアムですぐに見つかりました。
当日情報
当日は開場予定時刻は12:00、キックオフが14:50です。
できれば1時間半くらいは早めに着いて、会場でしか配布されなう団扇を受け取り、会場周辺のブースや国立競技場を楽しんでください。
試合前の練習はキックオフ50分前くらいから徐々に始まります(気温が高いので短縮される可能性あり)。選手のアップの様子もぜひ見てください。
スポーツ観戦の常識的なことや、迷惑行為を除く「落とし穴」的な注意事項は持ち物です。
高温・高湿度になると予想されるのでアルコールでない水分は600ml以下のペットボトルで持ち込みできます。アルコール🍻は持ち込んで紙コップに移し替えるか会場内で購入できます。国立競技場は1階席の上が周回できる通路になっていて、飲食店が多数あります。
ワクワク😃💕してお待ちください
会場でお会いしましょう!