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【RWC2023】注目選手 フッカー(HO)編

ラインアウトではボールを入れ、スクラムでは一列目の中央でボールを足でキャッチしコントロールする。まさにフック(錨)役です。


フッカー(HO)とは

略称:HO、背番号:2番
名前の通り、スクラムを組むときに中心の最前列で「フック」となる役割。スクラムの作戦の中心を担います。
ラインアウトのときにボールを投げる役割も担う。ボールを投げ入れた後に、モールの最後方でボールを運ぶ役割もあります。そのためフォワードの中では比較的トライ数が多いのもフッカーの特徴。

注目選手① 坂手淳史選手(日本)

前回ワールドカップ以降の日本代表を支えた前キャプテン。高校・大学・リーグワンと所属するチームすべてでキャプテンを担ってきたリーダーシップはリーダーグループで発揮されます。
個人的には彼のちょっと優等生だけど意志が全面に出るインタビューが好きです。

先発出場が多く試合序盤からセットプレーの中核としてフォワード戦をリードします。ラインアウトへの正確なスローインが日本の攻撃の起点となります。

注目選手② コーディー・テイラー選手(ニュージーランド)

コールズセンシュ、タウケイアホ選手と世界最上位レベルのフッカーを有するニュージーランドで今一番の乗っている選手。2021年時点でニュージーランド協会と5年契約をするほどの国代表の宝です。
セットプレーの正確性はもちろん、バックス並みの総力とスペースをかぎ取る力で個人技で得点を取ることができます。

注目選手③ フリアン・モントーヤ選手(アルゼンチン)

29歳ながら今大会注目チームの1つアルゼンチンのキャプテン。
大柄でパワー系なのに緻密。個でのプレーが世界レベル。それ以上に個で戦うよりもチームを活かすプレーが上手い。プレーのレベルの高さはもちろん、情熱的で個人が自由な南米気質のチームを1つにまとめる冷静かつ高いリーダーシップが評価されています。

その他の注目HO選手

日本代表では、「ラスボス」の異名を持つ堀江翔太選手に注目。4大会連続出場のベテランは高いラグビースキルと判断力でフッカーを超えたプレーを見せています。
ワールドクラスでは、9/14のBadNewsとして南アフリカ代表・マルコム・マークス選手のケガによる戦線離脱はチームとしてもファンとしても痛いところです。もっとワールドカップでのプレーを見たかった。



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