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♪~「合唱曲AMIDA」~♪ を、     米国合唱団様が日本語で歌って下さいました(日米合作第一弾)

 

https://www.youtube.com/watch?v=PDcicS4Hxn4




1.始めに

その合唱団の皆様は、ほとんど全員が実はキリスト教徒の皆様のようでした。
長い間、教会などでの合唱団として、時にはコンサート会場などでの合唱活動をされてきたようです。

勿論、団員それぞれの方々の信心の度合いはいろいろで違いがあるだろう
と言うことはありましよう。

ただ、このような方々が仏教の阿弥陀仏賛歌の歌を演奏(合唱)して下さった事に、大きな驚きを隠す事ができません。

この合唱団様、そのメンバーの皆様の心の広い、寛容さに改めて感謝の念を
表明致します。

同時に、これまでそのことにあまりにも無関心であった自分自身の軽薄さ
に嫌悪感さえ覚えます。

合唱して下さった皆さまとその関係者の皆様、有り難うございました。

皆様の広い心・寛容さを私自身も見習い、皆様の御心に報いたいと心から思いました。
私自身は、決して熱心な仏教徒とは言えませんが、ただただ恥じ入るばかり
であります。

「宗教(や意見)が異なる人とのお付き合いでは、寛容・心の広さをもって対応しなければならない」、と言う教訓に今更ながら気がついた次第です。
まことに汗顔の至りでございます。

このような心の広い・寛容さに溢れた方々とのお付き合いを通して、今後
は自分自身の向上に勤め皆様に心から信頼される人間になりたいとも思います。
有り難うございます。有り難うございます。

2.外国人が日本語で合唱するための方法 

   本作品は米国合唱団「The First Readings Project」様のご協力を頂き、 日本語で歌って頂きました

そのためには日本語の歌詞を、英語がネイティブの人々が理解して「発音できる発音記号」にて表現する等、適切に表現する必要がありました。

表現方法としては、
IPA(International Phenetic Alphabet)と言う表現法を採用いたしました。

日本語歌詞のIPA表現化には、英語びより様の全面的なご協力を得て完成することが出来ました。
改めて感謝申し上げます。

歌詞をIPA表現した楽譜を米国に送り、間もなくこの楽曲の演奏(合唱)が行われ、ここに完成を見ました。

お聴き頂ければ判りますが、
「日本人が歌った」、と言われても通用する高いレベルの完全な日本語の歌に到達していると思います。

多くの場合、外国人が日本語歌詞の歌を歌うと、多少ともその外国人本来の言語から来る「なまり」が現れてしまうことがあります。
今回の方法ではそれが全く現れることなく、完全な日本語表現になりました。
それによって日本語の歌詞に含まれる感情がネイティブ日本人にも、すんなりと伝わるようになったと思います。

3.謝意

そして最後に、それ以上に素晴らしいことは、合唱団の皆さまがこの曲の内容を理解されて情感溢れる曲に仕上げて下さったことに特に敬意を表します。


4.♪♪ ~ 動画でお楽しみ下さい! ~ ♪♪

AMIDA By The First Readings Project – J. David Moore, conductor
   https://www.youtube.com/watch?v=PDcicS4Hxn4


5.付録:IPA表現について

ここからは、本note記事の当初の目的とはやや離れて、少々学術論文的な匂いがするかもしれません。
ご興味のない方はスルーして下さい。

IPA表現技法は、このように歌唱で利用致しますと色々な利便があります。

例えば、日本語の歌謡をIPA表現した楽譜で用意致しますと、
日本語の分からない外国の人でも、ネイティブ日本人同様の質の高い歌唱が可能になります。
(ただし歌唱を行なうには、発音記号が理解されている事が条件になります)

しばしば特殊な言語と言われる日本語の楽曲が、より広い世界で歌われる事になるかもしれません。

日本の様々な楽曲が、世界中で日本語で歌われる日が来る事になるかもしれません!!!

また、技術を更に発展させれば、人工音声技術(ボカロ等々)でも、より人間らしい歌唱や読み上げなどが一般化する事になるかもしれません。



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佐野美知夫
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