部長面談で思い出した「3ヶ月継続する」ということの大切さ。
先日、部長との面談がありました。
あんまり部長と1対1で話すことなんてないので、ちょっと緊張しました。
部長、仕事できるし、イケメンだし。。。
色々と話す中で、部長が入社した時のことを聞くことができました。
「自分にはこの仕事向いてないと思って、
すぐに辞めようと思ってたんですよねー。」
意外でした!!
冒頭でも言いましたが、部長にはとても仕事ができるイメージがあったからです。・・・そしてイケメン。
話を聞いていくと、別の業界から転職をしてきて、最初は右も左も分からない状態だったようです。
「周りがみんなスゴい人に見えてビビってたんですよねー。
時が経つにつれて、みんな、大したことないなって気づいたんですけど。」
この話を聞いた時に、自分にもそんな経験があるなぁと思いました。
周りが仕事の出来る人ばっかりに見えて、
そんな人たちが成果を出すことが難しそうな仕事を
自分が出来るわけないんじゃないかと思っていた時期が
確かにあったのです。
この地底のどん底のようなネガティブな思考を変えることができたのは
そんな気持ちでも仕事場に行き続けたことと
私が仕事が出来そうだと思っていた人たちと話すようになってからでした。
仕事仲間と話すようになるにつれて、仕事場だけでは分からなかったそれぞれの個性を知ることができるようになりました。
それは良いところもあれば悪いところもです。
この人は真面目で正確に仕事をするけれど、その分仕事が遅くて単独行動が多い。
特攻隊長のように仕事を開拓していくけど、雰囲気で判断していて人の話を聞かない。
仕事のスピードがはやくて信頼も厚いけれど、緊急事態の判断に弱い。
。。。なんか、だんだん悪口みたいになってきたな。
特に誰のことを言ってるってわけじゃないですよ。
仕事場の仲間の短所が知れたことは、私にとってはとても大きな安心になりました。
悪いところが1つもない完璧人間ばかりの仕事場だったら、
私が頑張ったところで、その人たちに勝てる気がしない。
でも、良いところも悪いところも持っている、
私と同じような人たちが頑張っているなら、
自分もなにか仕事で役に立てるかも知れないと思ったのです。
あの時、仕事仲間のことを知る前に仕事を辞めなくて本当に良かったと今では思えます。
そして、もしあの時に仕事を辞めていたとしても、
次の職場で同じような悩みを抱えていたのではないかと思います。
何事も最初のうちは
思っていたのと違った。上手くいかない、予定外
ということが沢山あると思います。
私の場合は人間関係でしたが、仕事内容でも、職場の環境でも、
続けてみないと分からないということは多いのではないでしょうか。
まずはどんな状態でもいいから3ヶ月続けてみませんか。
やっているうちに見えていなかったものが見えてくるようになると思います。
続けるかどうかは、その時にまた悩めばいいじゃないか。
そう、例えば私が書いているこのnoteのように。