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2024年夏旅行(ジョージア)

今年の遅めの夏休みはジョージアへ。
それまでに終わるはずだった仕事が終わらず、ちょっと後ろ髪引かれつつ。
なんかここ最近の夏休み前はいつもこうなので気にしても仕方ない。

ジョージアを選んだ理由

ジョージアを知ったきっかけはワインだったと思う。5年前に行ったロシアでジョージア料理を食べて、ワインだけじゃなく食事も気に入った。
なので、いつか行きたい国にリストアップされていたが、決め手に欠けてて。
ただ、今回当初イランに行くつもりだったのが、春に渡航禁止がでたので別の場所を探すことになり、偶然パートナーも行ってみたかったことがわかり、行くことに。
本当に旅はタイミングだと改めて感じる。(逆にイランはずっと行きたいのに行けてない涙)

スケジュール

今回のメインはパートナーが行きたい「アッパースヴァネティ地方」というロシアの国境付近の北西の街。ソ連になるまでペルシャやオスマンや、どこにも攻められていないので1000年前とかの街並みが残っていて、スヴァン語を話す先住民族が住んでいるところ。世界遺産にも登録されている。そのウシュグリ村にいくための工程とした。
9日間で以下をまわる。コロナ前まであった寝台列車がなかったり、パートナーが車酔いするので列車を選ぶなどしたので比較的ゆっくりなスケジュールになった。
 1日目   出国(羽田からイスタンブール経由15時間)
 2日目   トビリシ
 2〜4日目 アッパースヴァネティ(メスティア、ウシュグリ)
 5〜6日目 クタイシ
 7日目   トビリシ(ムツヘタ)
 8〜9日目 帰国(イスタンブール経由13時間)

旅のまとめ

ジョージア人はみんな親切でトラブルもなく良い旅だった。
ジョージアにはキラキラのステンドグラスの教会もないし遺跡もないので、見所だけ効率的に回るツアーだと物足りないかも。
一方で、個人的は異国感と心地よさのバランスがちょうどよく、しばらくオススメ旅行先は?と聞かれて答えるレベルでよい所だった。ヨーロッパはどこか肩肘張って疲れるけどアジアは暑いし飽きたな、とかの人はぜひ行ってほしい。
欲を言えばもう少し近ければ・・(ロシアの戦争が終わってロシア経由で行ける様になれば断然近くなると思うので、なおオススメできる。)

<良いところ>
・ご飯が美味しく、しつこくなく(胃もたれせず)、飽きない。←意外と大事!
・物価が安い。ホテルは5000円/人でまあまあなところに泊まれるし、
 ご飯もワイン1杯と料理3品を二人でシェアして1500円/人くらい。
 交通費も安く、タクシーも気兼ねなく乗れる。
・人が優しく助けてくれる。治安もほとんど気にならない。
・観光客があまりいない。観光バスに遭遇したのはムツヘタくらい。
・ahamoが繋がる。でもところどころ3Gだった。
・犬猫が人懐っこい。特に犬がちゃんと管理されて大切にされている。触り放題。
・気候がいい。日本と気温はそこまで変わらないが湿気がなくて過ごしやすい。

<気をつけた方がよいところ>
・ジョージアの文字は読めなく、英語もそんなに伝わらない。
・情報が少ない。ガイドブックが地球の歩き方しかない。(Platは2020年で廃盤)
 ネットやYouTubeで情報を集めたが古いこともあり、現地でも調べたり人に聞いたり
 が必要
・電車やバスの乗り方が難しい
 クタイシではsuicaのようなクタイシカードがないと乗れないがそのカードは売って
 ない、トビリシでは現金が使えずメトロカードをどうにか買いチャージしようとして
 お釣りが出てこないなど。

旅の思い出

駅とプラットフォームの境も曖昧な列車の旅
ウシグリ村は一見廃墟だけど、まだ人が普通に暮らしている
10年前はもっと素朴だったようで、その時に来たかった
交代で道案内と被写体をしてくれた犬たち
えさも欲しがらないし本当に良い環境だと思う
クタイシの市場ではチュルチュヘラがたくさん売っていた
右下の布の様なものはトゥクラピという食べ物(これもまあまあいける)
ハチャプリ(パン)はバリエーションが多くてどれも美味しい
これはイメレティでチーズと卵がのっている
世界遺産から除外されたクタイシのバクラティ大聖堂
裏手に近代的な工事の跡がある
トビリシの旧市街は少しプラハに似ている
首都らしく近代的な建物も多い
ムツヘタの世界遺産のスヴェティツホヴェリ大聖堂
最終日にして初めて多くの観光客に遭遇
最後に少し豪華なレストランで念願のシュクメルリ
ニンニクと香ばしい鶏肉でとても美味しい

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