#ダンケルク
ダンケルクを見た。見た映画とか感想とかすぐ忘れるからメモ。
思ったことは大きく分けて三つ。
1. 日本の歴史にはない内容
なので日本で教育を受けた日本人が見たらすごく発見があると思う。
というかあったのかもしれないけどわたしは知らない話だった。とりあえず、日本人的にはかなりマイナーな話題であることは間違いない。
インターナショナルスクールに5年半通ってて一番よかったのは世界の歴史をフラットに学べたこと。日本の歴史だと第一次世界大戦も第二次世界大戦も宗教も全て日本の視点でしかない。インターの歴史の授業はすごくうまくできてて、最古の宗教と呼ばれるイスラム教、ユダヤ教、仏教の歴史を学ぶところから始まる。国という単位ではなくて人種?宗派?っていう単位なのかな?とにかく日本の世界史には出てこないようなことを山ほど学んだ。そのおかげで一人よりはダイバーシティとか文化の多様性とかを少しはわかってるつもり。日本の学校に通うと割とドメでバイアスがかかった教育を受けると思うのでこの映画はそんな価値観を多様化させるのにオススメ。第二次世界大戦で日本以外の国で何が起きてたか学べる。
日本の高校の日本史の授業でほとんどDだった私に言われたくないと思うけどね!笑
2. ひたすら戦闘シーン。本当に辛い。人間の心の描写がない。
2時間ほぼずっと戦闘シーンで、ガンの音がするか人が死ぬか船が沈没するしかない。IMAXだと本当に心が休まらない。心がずっとばくばくしてる。明日には自分が死ぬかもという気持ちになる。
上のインターの話の続き。歴史の授業では歴史に関連する書物や小説を山ほど読まされるんだけどその各小説に対してかならず5-6個お題を出されてエッセイを書かされるんだけどそれがまた良い。事実と小説を自分の中で整理して解釈して登場人物の気持ちの変化等についてエッセイを書く。当時は課題の量が多くて辛かったけど今回みたいな心の描写がない映画を見たときはすごく役立つ。
今回の映画は人にとって捉え方は色々あると思う。空軍で最後まで戦って敵地にあえて降り立った男の人の気持ち。死ぬ極地に立った人の反応。とかを一緒に見に行った人と二人であーだこーだ話せたのはすごく勉強になりました。
3. 観に行く人と前提は大事
今回私は色々深く考えるのが好きな人と見に行きました。から終わった後は色々話せて気分解消になった。と同時になんの映画を観に行くかを知らずに観に行ったのは痛恨のミスだった。テンションでいうとどん底になる。その後イルカショーみる予定だったけどそれもなしにしたくらい。ほんと辛かった。つかれた。
今日も日本は平和に終わりそう。今日という日に感謝です。そんな風に思える映画でした。