#3 大丈夫。
どうもこんにちは。
先日部活仲間との卒業旅行から戻ってきました。僕に才能があるとすれば、おそらくそれは人よりも異常なほどよく日焼けすることだと思います。日本は冬だというのに、真っ黒になって帰ってきました。常に寝不足でしたが、最高に楽しかったです。
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今回のnoteは、以前友人に提案してもらったネタを使わせてもらおうと思います。その彼は大学のアメフトサークルでプレーしていましたが、怪我で苦労していました。スポーツに怪我は付き物とよく言いますが、僕も例外ではなく、特に大学4年間は怪我が多かったです。なので彼とはよくリハビリの情報共有や相談事をしていました。この場で無駄に苦労自慢しても仕方ないし、自分で起こした災いを美化するつもりはないので怪我自体について多くは触れませんが、あのとき確かに救われ、学んだことがあるのでそれについて書いていきます。
経緯をざっくり説明すると、2020年12月上旬、ちょうど2年目のシーズンが終わった後のオフシーズンの練習中に僕のアキレス腱は呆気なく切れました。半年以上のリハビリ生活が確定してなかなか立ち直れなかったときに、先輩からかけてもらった言葉が今でもすごく印象に残っている、という話です。
怪我をしてしばらくは頭が真っ白でしたが、段々実感が湧いてくるとプレーヤーを辞めようか本気で悩みました。焦りと無力感から楽になりたかったのだと思います。先輩はそれを察して電話を掛けてくれました。
「お前なら絶対大丈夫。」
この一言がなければ今の僕は間違いなくいません。あれから数年が経ち、引退した今でも強く思います。この一言のどこに救われ、学びを得たのかというと、「大丈夫。」と断言してくれていることです。僕が逆の立場だったら、おそらく「大丈夫?」と聞いていたと思います。この微妙な違いが実はものすごく大きくて、こんな状態でもまだ希望を持っていいんだと思わせてくれる強さがあり、同時に、遠い先でもずっと待ってくれているような優しさを感じました。
僕よりも遥かに厳しく長いリハビリ期間を乗り越え、先頭に立って戦う先輩の言葉だったのでなおさら重みがあり、それがその先輩の人間力なのだと知りました。そして、8ヵ月という期間を経て僕は無事プレーヤーとして復帰することができたわけです。
つまりこれで何が言いたいかというと、先輩本当にありがとうございますっていうことと、人に寄り添うには大丈夫だと信じる強さが必要なことを学んだということです。またその先輩に限らず、他の先輩、同期や後輩、コーチの方々の支えも本当にたくさんあり、恵まれた環境にいたんだと改めて感じます。
怪我は本当に嫌ですが、その経験があったからこそ感じられたこと、学んだことも確かにありました。それらを忘れてしまいそうになったら、またこのnoteに戻ってこようと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。ラクロス部で感じたことや学んだことは他にもまだたくさんあるので、今後も書いていこうと思います。
引き続きよろしくお願いします。
ミキ