私たちは正解のない子育てにどう立ち向かえばいいのか
親が子育てのグチをこぼすと虐待になるのか
今日は、はあちゅうさんのこんなツイートを見かけ、このことに関して、いろいろと私が思ったことをお話ししたいと思います。
音喜多さんの、件のお弁当ツイートがこちら🔽です。
プチ炎上していますね。
お弁当作りを(超めんどくさい)と言ったことで、(虐待親)とまで言われてしまっています。
確かに、(めんどくさい)と言わなくても良いかもしれませんが、これは本人が率直に感じたことなので、事実としてツイートしただけだと思います。
このことに関して外野がとやかく言うことではないと思っています。
親にだって得手不得手がある
ただ、子どものお弁当作りや料理が、楽しくて大好き!という方もいらっしゃいます。
かなり前ですが、児童館で出会ったママさん2人組が、2人とも料理好きな方でした。
ひとりのママさんは、ランチルームに、お重を持ってきており、子どもに食べさせていました。
「私、ご飯作るの大好きで、自分が作るご飯が一番美味しいと思ってるんだよね〜!」
と話してて、もう一人のママさんも、
「わかるわかるー!お惣菜とか全然美味しく感じないんだよねー!なんか、周りのママさん、結構、料理に手を抜く人が多いから、料理好きって言えなくてさー。〇〇さんと会えて良かったー!」と盛り上がっており、
その傍らで、私は三男に菓子パンを与えていました(^^)
私は、正直、こんなママさんがいるんだー!偉いなー!と心底思いました。
でもね、このママさんたち、実は掃除や部屋の片付けは苦手かもしれませんし、料理にフォーカスすることで、お子さんとの関わりの時間が減っている可能性もあります。
たぶんね、どのママさんたちも、得意な分野と不得意な分野が当然あるんです。
全部100点のママさんなんていないんです。
大切なのは育児における自分だけの強みを持つこと
私の場合は、料理は凝ったものは作りませんが、毎日10冊以上絵本を読んでいます。
これは、私が絵本の読み聞かせが大好きで、全く苦にならないから続けられることなのです。
もちろん、掃除洗濯、炊事(昼は手抜きですが夜はそれなりに頑張ってます!)、最低限ことはやった上で、限られた時間と労力を、子どもと自分のために、何に費やすか、それは個人の自由です。
なので、昨日の三男のランチはミスドでしたが、存分に子どもたちと遊び、たくさん本を読んだので、私は私でよくやってる!と思っています。
私の子どもたちが、将来どんな人間になるかなんて、誰にもわかりません。
惣菜やパンばかり食べていたから、身体や頭脳の弱い子になるのか、
絵本をたくさん読み聞かせしていたから、読解力の長けた子になるのか、
そんなの誰にも分かりません。
ただ、自分の子の将来を憂い、責任を持とうとするのは、他人ではなく、親だけです。
なので、他人が、とやかく言ってきたところで、(あなたの強みはそこなんですね、素晴らしいですね!)と思うだけです。
優しい社会を作り出すために個人ができること
とは言え、育児に正解がない、あったとしても何十年後?の答え合わせなので、新米ママパパさんは、周りの方の意見が気になりますよね。
まして、有名な方はちょっとのことで叩かれてしまいます。
はあちゅうさんが言うように
子どもにも親にも優しい社会がいい!
ですよね。
叩いてる側の方もゼッタイに100点満点の方ではないと思うので、その穴を他人のツイートで埋めようとしているのかもしれませんね。
では、(優しい社会)を作るために私はどうしたら良いのか?
当たり前ですが、社会は個の集団です。
個人個人が、自分の言動を振り返り、他者に対して慈しむこと。
金子みすゞさんの詩にこんな文句があります。
みんなちがって、みんないい
全てが凝縮された素晴らしいフレーズです。
ただ、金子みすゞさんは後に、現代で言うモラハラ夫と離婚するも、娘の親権が取られそうになり、子どもを必死に守ろうとする遺書を残し、自死されています。
やるせないですね。
亡き金子みすゞさんの、思いを汲み取るためにも、個人個人がお互いの違いを尊重し、優しさで溢れる社会を目指したいものです。
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