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ベトナム ダナン旅行記②
朝3時頃に目が覚めた。夕方18時代から寝てしまったので、8時間以上寝たが、流石に外はまだ暗くて、
隣に寝ている旦那も起きているような、寝ているような感じだったので。布団の中で今日行く予定の五行山のYouTubeを観たりしていた。
観光に関しては、ノープランで。直前に母が借りてきたガイドブックにて五行山というのがある事を知った。
五行山とは、陰陽五行の五行で別名マーブルマウンテンという。木、火、水、土、金の要素が名付けられ、大理石で出来た5つの山から成る。
3月の春分の日あたりから、五行オイルを施術で使い始めていて、陰陽五行について勉強していたところだったので、ここだけは行こうと決めていた。
朝の散歩と朝食
5時頃に外が明るくなり始めて、旦那と近所を散歩しようと外に出た。
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早朝にも関わらず、人がけっこういた。バインミーというパンの間におかずを挟んで食べるベトナムのサンドウィッチの屋台が出ている。
私達は、6時半からホテルで朝食なので、そのまま素通りした。小学生くらいの子供も何人か、屋台のご飯を食べているのを見た。みんな元気だ。
それから、ホテルに戻り母を誘って6時半ぴったりに「待ってました」と朝食のバイキングに出掛けた。
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バイキングのクオリティーは高くて、フルーツが美味しい。私は毎朝、フルーツのスムージーのみのご飯にしているんだけど、
旅ではそれは辞めて、沢山のフルーツを先に食べて、フォーを食べた。母もアジア圏を旅行した中で一番良かったと沢山食べていた。母はもうすぐ70歳だけど、私達3人の中で一番食欲がある(笑)そして、体力もある!!
お母さんも一緒に行ったというと、人によっては「親孝行だね」と言われる事もあるけれども、むしろ母が一番海外旅行に行っているし、私が遊んでもらっているようなもんだ。
それから、近所の両替所をネットで調べてグーグルマップで歩いて1万円を両替しに行った。
この日は旦那はビーチに行って、パチスロをやるというので別行動に。
GRABタクシー
Grabで、五行山へ行くためにタクシーを呼んだ。そのタクシーの運転手も「私が旅のナビゲートをしてあげる。1日格安プランでやってあげるよ。」と翻訳アプリを使用して言われた。
この時の私は、タクシー運転手=ぼったくりという構図が出来上がっていたので、断った。「じゃあ、ホテルへの帰りも私が送ります。」と言われ、「え~」という感じだったけれども。
「私はあなたとあなたのお母さんを愛している。あなたたちの為に言っているんだ。」と翻訳アプリを使った日本語は、ちょっと暑苦しかったが、提示された金額は高くなかったので、お願いする事にした。
そして、タクシーの運転手さんとLINEを交換した(これは今後の旅の人は自己責任でお願いします)
五行山に着いて、入り口の手前で降ろしてもらった。大体1時間くらいという事で、1時間後に迎えに来てもらう事にした。
五行山
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入山料を払い、長い階段を登る。
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五行山は全部入れるという訳ではなく、観光出来るのは、主に水山だけのようだ。それだけでもかなりの見どころ。
五行の水は、腎臓にあたる。感情でいうと「恐れ」と「驚き」。
1時間ほど、ゆっくり見てきたら、ドライバーさんからLINEで連絡があった。「もう少しかかりますか?」「あと15分ほどしたら戻ります」「OK」そんなやり取り。
LINEは、言葉をすぐに日本語に変換出来るようで、日本語で会話した。
五行山の解放効果か分からないけれども、もう「騙されないぞ」と頑なになっているのはやめて、1日ドライバーさんにダナンを案内してもらおうという気になっていた。
ココナッツフォレスト
タクシーの中に、ダナンの見どころをラミネートしてある紙があった。それを見て、ココナッツフォレストとホイアンに行くことにした。
まずはココナッツフォレストから。入場料を払って乗せてもらう。払った時に(意外と高いな)と思ったけれどもいくらか忘れた。
まだ1日目だとベトナムドンを日本円に換算する事に慣れてない。
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片言の英語と、翻訳アプリでやり取り。「いくつですか?」と年を聞かれて、「44歳と、69歳」と答えた。
「とても見えないです。私はいくつにみえますか?」と聞かれて、「う~ん、サーティイヤーズ??」と答えたら、「セブンティーン」と答えられた。そして、「母と2人暮らしで、母は足が悪くて動けないから、私が働いてる。」と多分、英語でそんな事を言ったと思う。
(え!!何そのお涙頂戴物語。同情をかってチップをもらおうとしてる作戦かww)となった。
結構、欧米の観光客も乗っていて、すれ違う時に「インデアン」と私達の自称17歳ボーイが言ったら、アメリカの方々はノリが良くて
「アイム インデアン!!フォー!!!!」と叫んでくれた。
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それから、ココナッツの森に進んだ。結構気持ちが良い。途中で、写真を何枚も撮ってくれて、母と写った大きな写真を1枚買った。
それから、竹籠をグルグル回すアトラクションを観たり、歌を歌ってるようなスペースもあった。事前情報を知らずに来てしまい、遊び方が全然分からなかったけれども、どうやらアトラクションをやってチップをあげるシステムらしい。
ただ、私は水中で目の回るアトラクションを見てるだけでも酔いやすいので、ゆっくり移動して離れてもらった。
17歳ボーイには(あなた達が楽しめているか私は分からない)と言われたが、「楽しんでるよ。イッツ ファン」と返したりした。
川辺にも民家があり、「あそこにも人が住んでるの?」と聞いたら、「あの一番小さい家が僕と母の家なんだ」と小屋を指さしてきて、また(お涙頂戴物語)が始まる予感がしたので「ふーん」と流した。
ようやく岸辺についたが、私達が全然チップをあげなかったので、後から思ったけど少しムッとしてる感じだった。
ホイアンへ
運転手さんが待ってて、次は自分のお勧めの海鮮料理屋さんに連れて行ってあげるとそこに向かった。
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333ビール(バーバーバービール)を2人共注文した。ベトナム料理はビールが合う。普段はそんなにビール飲まないけれど、旅行中は良く飲んだ気がする。
運転手さんに、めちゃくちゃ観光客向けの高級店に連れていかれたらどうしようと思ったけれども、値段も安くて美味しかった。
それからタクシーでホイアンに移動した。
ホイアンはランタンで有名な場所らしい。事前になにも調べて来なかったけれども、古い港町で沢山のお店が並んでいた。
ひとまずカフェに入り、飲み物を注文。
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甘くて美味しかった。観光場所はあまり回らずに、店を見回る。
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表通りは、店が立ち並んでいたけれども、細い裏通りに入ると実際の民家もあり、外と中が曖昧な感じのベトナムの方の生活が垣間見えた。
母と店をいろいろ見て回り、かごバッグや、ズボンや、ドライフルーツなどなど買った。
高級っぽい店は分からないけれど、値切れば値引きもしてくれる。あと、クレジットカードで払うと20%高くなるよ。と店によっては言われた。
ホイアンには目につくところに両替が沢山あり、レートもまあまあよかった。
そして、16時頃になり、LINEで運転手さんを呼んでホテルに戻る事にした。
ホテルに戻って1日の案内料、約5000円ほどお支払いした。まぁ、高いと言えば高いけど。何も調べて来なかったから、案内してくれたのは助かった。
ダナンの夜
そして、旦那と合流。旦那はパチスロで2時間で5万円も負けたらしい(笑)
まぁ、家のお金じゃないからいいんだけど、ベトナムで5万円あれば1日で使いきれないほど遊べるよね。。
でも、旦那がいつも観ていたパチスロユーチューバーがいた様で、話かけて写真も撮ってもらって、サインも貰ったと言っていた。
腰が低くて好印象だったみたい。明日、ユーチューバーは日本に帰るらしくてタイミング良かった。
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それから、旦那が調べていたベトナムチョコレートの店にお土産を買いに行きたいという事で、外に出た。歩いたら40分かかるなぁ、と思ってたら、
私達の運転手さんがホテルの前で、友人運転手のグループと雑談していて、
「どこに行くの?」と聞いて、チョコレートのお店と伝えたら、連れて行ってくれた。「お金は良いです。私は今から家に帰るから、買えりは危ないからGrab使って下さい。また明日」と。
ベトナムチョコレートの高級店で、いくつかチョコレートを買い、隣の雑貨屋が気になると母が言い出して、旦那が母が店に入る時に「太客が入りますよ~」と私と母を笑わせたりした。
まぁ、実際に、買い物好きな母は沢山買い、旦那もコーヒーやお菓子を買い、私も陶器のハンドソープ入れや巾着を10枚買った。店員さんは2人共片言の日本語を話して、多分、店のターゲットを日本人に置いているのだろう。
ホイアンにあった沢山の店よりも、好みの物が沢山あった。
帰りは、Grabでタクシーを呼ぶように言われたけれども、見えたドラゴンブリッジがあまりにも綺麗で、歩く事にした。
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歩くと結構遠くて、途中でナイトマーケットで賑わっている場所もあった。
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店の入り口には、神棚の様なものがあり、ほとんどの飲食店の入り口にはある。
タクシーの運転手さん達も、車にマリア様や恵比寿様(?)一休さん(?)のような開運グッズを飾っており、ダナンの方々は街全体が、信仰心があるんだなぁなんて事を感じた。
治安も案外よくて、世界はどんどん境界線が薄くなってきている気がする。