奥三河 秘境旅行記 前編
時間は過去、現在、未来と流れている・・・と一般的には考えられている。
けれども私は、未来から過去に流れてくるのではないかと思っている。川の上流から下流に流れるように。
未来からの情報をキャッチして、そのインスピレーションに従って動く。そうすれば、その時は分からなくても伏線を回収する如く、道が出来ていく。
今回の旅も、きっかけは私の店に来て下さってるクライアントさんが4月の頭に浜松の天竜でのイベントに参加するというので、母を誘って遊びに行った事が始まり。
そこで、せっかくだから近くの温泉に入って帰ろうと、そこのオーナーシェフの方に聞いたら奥三河の「東栄おんせん」を紹介されて、ちょっと遠いと思いながらも、母と訪ねたら、素晴らしく良くて。
桜がはらはら散るのを眺めながら、そよぐ風、女性達の楽しそうな声、いつまでも浸かれそうなややぬるめの温泉。全てが完璧な天国だった。
そして、その帰り道に車で走りながら「明神山」という看板を見つけて、(とても気になる山!!)とビビビッと思った。
ググったら、やっぱり気になって。
そこで気付いたのは(そういえば、半年くらい前に私が施術を教えた新城市に住む美菜子さんが一緒にハイキングへ行きましょうと言ってたな)と。ここ、東栄温泉のある東栄町と新城市は隣だった。
早速、美菜子さんにLINEをしたら、是非ゴールデンウイークに行きましょうという事になり、ついでに、友人2人も参加することになり。
(あの山気になる!!)と思ってから、数時間であっという間に一緒に行く人と案内してくれる人まで決まってしまい。
俗に言う「山に呼ばれてる」状態に。
とプロローグが長かったけれども、ゴールデンウイーク前半の4月30日と5月1日の2日間。
計画は殆どないインスピレーションに沿ったと同時に完璧に計画通りな。
楽しい旅をしてきたので追体験しながら記事に残したい。
スタート
浜松の天竜あたりから奥三河は、交通の便が悪く、車でないと勝手が悪いので、私の車で友人2人を乗せて行くことにした。
函南駅で7時15分過ぎに、東京から来るハマさんを拾い、8時前に富士川のインターでYさんを拾う。
前日は、バケツの水をひっくり返した様な土砂降りで心配したが、天気はまずまず良好。
と、思いきや、静岡市辺りで、急に雨が降ってきて、浜松辺りではどんより曇り空に。目的地に着くまでの3時間で、晴れ→雨→曇りと激しく天気が変動。
10時過ぎに美菜子さんに指定された名もなき目的地の駐車場に。目的地に向かうにつれて、太陽が出てきた!!
ここで美菜子さんと合流。ここから徒歩で、登り口まで25分。前までは登り口の近辺に車を停められたらしいのだけれども、コロナ渦で、自然を求めて来る方が多くなり、近い無料で停められる場所はここらしい。
乳岩狭(ちいわきょう)
ここを通った時は、明神山まで登りたいと思ってたのだが、色んな都合で乳岩を一周して帰ってくるというコースになった。すでに天気は快晴。いざ。
1周20分と書いてあるが、あまりの美しさに立ち止まりながら進んだので60分くらいかかる。
圧巻の空。写真じゃ伝わりきれない。ここから明神山が見えた。写真では雲が写っているのだけれども、上り途中は雲一つない真っ青な青空が、岩の間から見えて。
「岩の間にビニールシートが張ってある。」と見間違えるくらいの青空。
愛知県の秘境は凄かった。来てよかった~!!!と皆で口々に言い合い、1周終了。
途中にあったベンチに座りランチ。
美菜子さんが前日から仕込んで全員分のお弁当を作ってくれた。温かいつゆ付きで至れり尽くせり。
そこで気付いたのだけれども、私の左手首にあったガングリオンがかなり小さくなっている。
オイルトリートメントで小さくなるか検証する為に写真に残しておいたのだけれども、登り途中に、手をついた時に衝撃で小さくなった。
浄化力が高く、エネルギーの高い場所に、身体が反応したのだろう。
皆で不思議だねと言い合った。
宇連ダム
明神山へ行くのを辞めたので、近くの時間が出来て近くの宇連ダムへ徒歩で向かった。滅茶苦茶素敵な民家の庭を発見。自宅の庭もいつかそうしようと、またもやインスピレーションとイマジネーションが沸く。
けっこう歩き宇連ダムに到着。
世の中には鉄道マニア、温泉マニア、廃墟マニアなど色んなジャンルのマニアがあるけれども、ダムマニアというジャンルがある事を知った。
今回のメンバー5人中2人がダム好きで、新たな世界を知るきっかけになった。
長くなったので、後編に続く。
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今回、メインで案内してくれたのは地元の美菜子さん。
私から膣ほぐしを学んでくれていて、施術と山歩きのコース合わせコースを考案中なので、気になる方はインスタフォローしてください(^_-)-☆
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