シンデレラは灰色の世界から夢を描いた
こんにちは。MIKIKOです。
わたしの人生を語る上で欠かすことのできない色の世界。
「色とわたし」について、書いてみようと思います。
わたしは20代後半から、カラーコーディネーターとしての活動をスタート。
会社勤務、フリーランスと様々な仕事をしながら、紆余曲折な人生の時間を過ごしてきました。
そんな人生が激変したのが2018年。
遠距離恋愛していたフランス人パートナーと入籍するため、渡仏の準備をしていたころです。数ヶ月の滞在になるので、念のため受けた健康診断で異常がわかり、即精密検査。その後は手術、入院。そして、療養生活を終え、現在に至ります。
色の本質を学ぶことが、わたしを学ぶことにつながる
療養生活をしているとき、毎日モヤモヤしたじぶんの心に向かって、
「どうしたいの?」
「どう、生きたいの?」
と語りかけていました。
毎日ころころ変わる心と向き合いながら、
ある日浮かんだのが、大好きな色の世界。
「わたしにとって、色って何だろう?」
「もう一度、色について学びたい」
そして、縁あって4月からオンラインで色の本質について学び始めました。
一つずつ色の本質を学びながら、
色とわたしについて、新たな発見を日々楽しみながら感じていること。
色の本質を学ぶことが、わたしを学ぶことにつながる。
人生の中で待つ時間はグレー(灰色)の時間
先日、友人に教えてもらって視聴したオンラインセミナー。
その中で心に響いた言葉があります。
「人生の中で待つ時間はグレー(灰色)の時間」
グレー(灰色)は白でも、黒でもない、ハッキリしないモヤモヤした色。
「じぶんの内側にあるもの(色)を混ぜて、こねている混沌とした時間」
でも、同時に
「グレー(灰色)の時間は可能性を育て、夢を育んでいる時間」
わたしが療養期間中に感じていたことが蘇ってきて、ハッとしました。
先が読めなくて、スッキリしないグレー(灰色)の時間を過ごしていたけれど、今、もう一度夢を描いてみようと思えるようになった。
グレー(灰色)の世界にどっぷりつかっているときは、見えなかったけれどそんな時間を過ごしたことが今につながっているんだな、と感じています。
シンデレラは灰色(グレー)の世界から夢を描いた
待つ時間、グレー(灰色)の世界のこと考えていたら、
思い浮かんだのが、おとぎ話で有名な「シンデレラ」
「シンデレラ」はフランス語でサンドリヨン(Cendrellen)
サンドリヨン(Cendrellen)の語源であるサンドル(cendre )の意味は灰。
シンデレラは継母とその娘である姉たちに、こき使われる毎日を過ごしています。そして、仕事が終わると、暖炉の火のそばに座ってまだ暖かい灰の中に足を入れる。(わたしの愛読書「Charles Perrault Contes」から要約)
サンドリヨン(Cendrellen)は、別の言い方では灰かぶり。
灰で汚れた姿を継母達にバカにされて彼女に付けられたあだ名なんですね。
人生で待つ時間、灰色(グレー)の時間は、
可能性を育て、夢を育んでいる時間でもある。
灰=灰色が、有名なおとぎ話「シンデレラ」とつながったことがうれしい驚きでした。
色の本質の勉強を始めてから、今までとはまた違う心の目で色について捉えるようになりました。毎日発見がいっぱいです。
今回の「色とわたし」は、灰色(グレー)について書いてみました。