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目を慣れさせず、変化させる売り方 #こまみのまなび


WEEKLY #こまみのまなび をスタートします!

師匠である最所あさみさんが新たにスタートした
「店舗メディアの作り方」コミュニティに運営スタッフとして参加しています。


#こまみのまなび はその中でこそっと毎日

「♪〜〜
こんばんは、こまみのまなびチャンネルです!」

とラジオ風に日々の気づき・学びを投稿して、最所さんが毎日コメントをくださる日報のようなチャンネルです。そこでの気づきをピックアップして
週報のようにnoteを書いていくことにしました。

まずは第1回目!小売に絡んだお話ができそうです。

***

スポーツジムで気付いたショップスペースの見せ方

先週から1ヶ月ぶりにジム通いを復活しました。私の通うジムには受付付近にショップスペースがあります。

主に売っているものは
・栄養ドリンク(美肌系)
・ヨガグッズ(ヨガレッスンもあるジムです)
・運動着
・ダイエット食材(スムージー・バルサミコ酢のようなドレッシング)
など、運動や健康に視野を向けている「ジム中」には
関心が高くなりやすいものばかりが並んでいます。

女性だけのサーキットトレーニング(30分間の無酸素運動と有酸素運動の繰り返し)とゲルマニウム温浴(20分間)があるので、
平均的なジムの滞在時間は1時間といったところでしょうか。

ジムに入会してから何度も通っていますが
商品を購入している人どころか「手に取っている人」さえもまだ目にしたことがなく不思議に思っていることを伝えました。

最所さんからいただいたアドバイスは下記。

個人的には、「手に取る必然性のなさ」と「手に取る姿の恥ずかしさ」があるんじゃないかなあと思ったり。~中略~
まずは自分自身の心の動きを観察することも大事ですね。

私自身もショップスペースの前で「立ち止まらなかった」人なので、
自分自身何を思うのか、次のジムの時に考察してみました。

目を慣れさせず、変化をつける

なぜ手に取らないのか、
自分の心に向けて考察してみて2点気づきがありました。

①モノが動かないことによる目の慣れ
②なにがあるかが一目で把握しきれない


①モノが動かないことによる目の慣れ

ショップスペースは常に同じところに棚があり、
よーく見てみるとたまに配置が変わっている時もあるのですが
基本的にはシルエットは変わらずにそこにいます。

ジムという場所は週に2~4回ほど行く場所ですし、
スペースが目に入ってくる時間も長いはずです。
それなのに常に同じようなイメージでは「目が慣れて」しまってスペースが目に入っているはずなのに見えてないことになってしまう。

もったいない、と思いました。


②なにがあるかが一目で把握しきれない

その上、目に入ったとしても
商品名や価格の書かれた札が小さく、歩きながら視線を向けただけでは
その商品が「何で、いくらなのか」が読み取ることができないことも1つ理由にあるのではないかと思います。

商品数も少ないわけではないため視線が散らばってしまい
2~3秒、棚の前を通り過ぎる瞬間に引き寄せられずに流し見てしまう。

逆に1つだけ、出入り口付近に置いてあるヨガマットは
商品そのものが大きく目立ちやすくてわかりやすいものであることに加え、
他の商品とは離れているところに置いてありました。加えて「●%OFF」というPOPが大きな赤字で貼られていてとても目立っています。

そのヨガマットに関しては1人だけ、スタッフさんに声をかけている女性を見かけたことがあります。
パッと目につくことがこんなにも大事なのか、と思わされた気付きでした。

どうすれば購入されるのか

そのジムはショッピングモール内にあるため
ジムに行く前にアパレルショップの横を通っていたのですがいたのですが、
マネキンの着る服が変わっていたり店内に大きなPOPが貼ってあると気になって足を向けるとふと思い出しました。

例えば棚の位置を定点で変更してみたり、
季節やイベントに合わせて棚に置くものをあえて厳選して置く。

受付を通るタイミングで棚をみたくなるような「一呼吸つくる」ための会話をおこなったり、商品の案内カードを渡すなど。
トレーニング前にそんなアクションがあってもジムのスタッフさんとは何度も顔を合わせるので親近感を持ちやすい。そう思うと効果的かもしれません。

売りたいからといって常にずっと押し出していくのではなく
たまにはわざと引っ込めてみたり
時には全力で押し出して猛アピールをしてみたり

そんな緩急あるアプローチもジムのような定期的に訪れる場所での販促に使用できるワザなのではと思いました。

(わざと引いて時には猛烈アピールって、恋愛みたいですね。笑)

***

「今日もよくがんばりました!」

で締めてくださる最所さんにほっこりして、
マガジンに参加してくださっている方が
母と娘のスタンプでw見守ってくださっているので

今日も明日も、何事も吸収していく姿勢で #こまみのまなび を続けていきます!


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小松 美貴 (こまみ)
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