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「くまもとのお酒」総選挙で1位をいただきました!

熊日電子版が実施する「くまもと〝推し〟ランキング」で、第3弾「くまもとのお酒」の総選挙が行われました。

結果、れいざんが!1位を!いただきました!😭👏

本当にありがとうございます。
取材日、配信日といずれも嬉しかったんですが、週明けからたくさんの方にお祝いのことばをいただき、改めて「こういうのはちゃんと喜びたい!」と強く思った次第です。
今日は新聞の切り抜きを持って来てくださったお客様もいらっしゃいました(カバー画像♪)。感謝です!

れいざんはまさに「地酒」を地で行く酒(?)でして、熊本県を出た途端に認知度は下がります。東京はもちろん、大阪でもご存知いただいてない方が多いです。
ちなみに愛知県からお買い求めのお客様を度々見る気がします。加藤清正公が愛知生まれなのも関係あるのかな。私がアンテナ張ってるだけかな。笑

私はこの認知の極端な差を、今は肯定的に捉えています。地元に愛されても愛されすぎることはない。めちゃくちゃ愛してくれーッ!
※今は、というのは現代の変化がめまぐるしすぎて未来を断定するのが怖いから

月並みの表現ですが、私はその土地に来たから食べられたごはん、行けた店、見れたもの、飲めた酒が、旅の一番大切な体験だと強く思っています。
地元の人にとことん愛される食や文化に触れると、その人たちの生活に少しお邪魔している感覚があって、とても楽しいです。

どこにいてもスマホひとつで日本中(もしかしたら世界中)のモノを買える時代だからこそ、地方でがんばる我々は「その土地に根付いた空気」とか、「住んでいる人の様子」とかを肌で感じてもらえる、というか、感じたいと思ってもらえる商品・サービスであるべきです。
そのためには地元に根づき、愛されるブランドでなくてはなりません。

一方で、言わずもがな地方は少子高齢化が爆速で進んでいるため、移住者・Uターンする若者が増えない限り30年後の消費者数が半減しうることは想像に難くありません。
一人あたりの飲酒量も今よりさらに減るでしょう。

地元一番のポリシーを変えずとも、この先地方の人口が減り都市部に集中し続けるなら、一定そこで戦えるブランドでなければ酒蔵は潰れます。
各地の酒蔵が既に方針転換、商品開発、市場開拓の動きを取りはじめて久しいです。

以前、前職の先輩と飲んだあとに「東京や海外で売れることと、地元で売れることを両立するには」みたいな話をした記憶があるのですが、よりその課題が現実味を帯びてきました。

夏の阿蘇は鮮やかな緑が光ってます⛰️

阿蘇には唯一無二の魅力があると確信しています。
どこで飲んでも美味い、懐の深い日本酒であることを目指しながら、れいざんは「阿蘇でこそ最高の体験ができるブランド」でありたいです。

1位をいただいたことを喜ぶnoteだったはずが、抱負のような内容になってしまいました。

改めて今回の総選挙でご投票いただいた方、お祝いメッセージをくださった方、買いに来てくださった方、
そして日々れいざんをご愛顧いただいている方々に、心から感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします!

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