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あるものも、ないものも、全部。

私にとっては、とても大切な曲なのに、そういえば、CD、持ってなかった。。。ってことで、最近、CDを購入した、米津玄師「Flowerwall」
CDで音楽を聴きながら、青春時代を過ごした私にとっては、やっぱり、CDを買って、パッケージを開けて、歌詞カードを読んで、音楽を聴くという一連の流れが、楽しくもあり、愛おしいことなんだと、改めて実感した。それが、大切な曲のCDともなるとなおさら。
買ってよかったな。

もう何年も、買い物に行ったり、食事をしたり、お出かけしたりを、1人ですることの方が多くなっている。昨日も久しぶりに、インド哲学の講座を受けに、1人で街へ出かけた。そして、いつもと同じお店でランチをし、いつもと同じメニューを食べ、地下鉄に乗って移動していた。そこでふと、なんだか結局いつも同じ、せっかく街に出ても、行くところも、食べるものも、することも、同じ。よくよく考えてみると、普段の生活だってそう。1人でいるのは、気楽だし楽しいけど、世界が狭くなってしまってるのでは??と気づいてしまった。そして、彼氏なり、旦那さんなりがいたら、その人の持ってる世界が私と一緒になって、私の世界も広くなっていくのではないのか、それってすごい素敵じゃん、相手にとってもきっとそうじゃんと、初めて思った。まさかの地下鉄を降りる瞬間に(笑)

私、好きな人とは、趣味とか、考え方とか、働いてる世界とか、同じだったり、似てたりしてないと、上手くいかないんじゃないかって、ずっと思ってた。同じじゃなかったら、この人とは合わないから無理、ってすぐになってた。しかも、相手のことを全く理解しようともせずに。。。

好きな人の世界のことも受け入れようなんて、今まで、考えたことなかった。もしかしたら、好きな人自身のことさえも。自分のことを理解してほしいばっかりで、受け入れたくなんてなかったのかも。。。ようやく、そういうことに気づけたのは、米津玄師のおかげだって思ってる。

だから、私、怖いものはすごく苦手で、そう言う類のものはほとんど見ないけど、怖いものが翻って生を感じるってのはなんとなくわかる気がするし、趣味悪いとかは思わないかな。一緒に観たら怖くないかもしれないし(笑)

「Flowerwall」で、『僕の欠けたところと 君の欠けたところを 何故かお互いに持っていた』って歌ってるところがあって、それが、良いとも悪いとも言ってないんだけど、多分すごく大事なことなんだろうなぁと、初めて聴いたときから思っていた。そして、やっと今、『あぁ、私が持っていないものがあってもいいんだ、全部同じじゃなくていいんだ、私が持ってるものが、相手にとって必要になることもあるんだ、持ってないものは相手からもらってもいいんだ』って理解できた。それがわかったら、なんだかとても幸せな気持ちになった。

私は、音楽のサブスクはやっていないので、米津玄師の曲で、まだ聴いてないものが、いくつかある。。。(馬と鹿、以降のCDはちゃんと買って持ってる)いつも、聴くべきタイミングが何故だかやってくるので、そういうときに、少しずつ、iTunesで購入している。それも楽しみの一つ。曲が未来で待ってる感じがする。で、最近、「鳥にでもなりたい」を聴いた。
そして、『私、米津玄師が、ほんとに好きだ。』ってなった。って、いつも好きなんだけど(笑)

1人でいても幸せ、でも2人でいたら幸せ2倍。
誰でもいいけど、あなただからいい。
お互いそう思える人と、ずっと一緒に生きていきたい、と決意を新たにした。

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