人が人と出会い、人から学ぶことの意義
私は今、86歳の美容家、小林照子先生の「アマテラスアカデミア」という塾で15人の仲間とともに学んでいます。まさに昔の松下村塾のような学びの場。そんな学びについて感じたことを書いてみます。
本当の学びは、社会に出てから!
皆さんは、どこかで何かを学ばれていますか?
義務教育では教科があって各教科の知識を身につけていくのが課題ですが、大人になり社会に飛び込んでから、自分の中でいろんなことが分からなくなったり、迷ったり、課題が分かったり、どうしたらいいか分からなくて悩んだししたとき、私たちはヒントや答を探して本を読んだり、調べたりしますよね。それももちろんいいと思います。本やネットでヒントや答が見つかることもありますね。
会いたい人には自分から会いに行く!
でも、私は自分がお手本としたいと思う人、将来こうなりたいと思える人、仕事で出したい成果をすでに出している人、自分より先を行く人に会いに行ってその方の考え方を学ばせてもらったり、時間を共有させてもらうのが、一番自分にとって血となり骨となり肉となると思っています。
そんな凄い人に会いになんて行けないよ、と思うかもしれません。確かに会えない人もいますよね。でも、意外と簡単にちょっと先を行く先輩は見つかります。ブログ、Instagram、Twitter、Facebookでその方の肩書を見てみてください。
Twitterでいいことを呟いているな、と思ったら自分の意見を述べてリポストしてみる、インスタのコメント欄にここが素敵とコメントしてみる、Facebookからダイレクトメッセージを送ったり友達申請してみたり。
そんなふうに私は、「お会いできませんか?」とコンタクトをとっています。
私はNHKのディレクターをしていたから、割とフットワーク軽くできるのかもしれません。新聞を読んで「この人にもっとお話聞いてみたい」と思ったら連絡先を調べてコンタクトをとったりします。
でもいろんなツールが発達している今、誰でもできることだと思います。
対面での学びから得られること
今、こんなご時世なので対面での学びの場が少なくなっていることが残念です。私の「しなやかキャリアワークショップ」や「プレスリリースセミナー」もオンライン。オンラインにもメリットはあります。全国の方とつながれるし、小さいお子さんがいて忙しい方とも隙間時間にお会いできる!でも対面の良さも深いのです。
会いたい!と思った人にコンタクトをとって、実際に会ってみる。するといろんなことが分かります。「思った以上に凄い方だ!」ということもあれば「あれ?あの記事に書いてあったことは、借りてきた言葉だったのかな…」ということも。私なりの基準で無意識に感じ取っています。
「メラビアンの法則」って知っていますか?人は話の内容を言葉として理解する以前に、ビジュアル、目から入ってくる情報で判断しているということ。だから直接会ってお話しすると目から入ってきて受け取る情報量が大量なのです。
動画だと話している部分だけが映されていますよね。
対面で見られるのは、マイクの前に立ったときから、ではないのです。講演会などなら檀上で座って待っているとき、名前を呼ばれてマイクの前まで歩く姿、講演後他の方の話を聞いている姿。全部見られています。
オンラインは、画面がオンになっている瞬間だけですよね。
対面はオフになっているときの姿も見られます。オフのときの振る舞いを見て「やっぱり素敵」と思うこともあれば「あれ?」と思うこともあります。思っていた感じと違ったなと思っても反面教師として、その方から学ぶこともできるのです。
私のワークショップやセミナーも、いつかどこかのタイミングで直接お会いして開催することができれば、と思っています。その時はぜひ、このnoteを読んでくださっているみなさまにもお会いできると嬉しいです♡