駐在帯同⇨海外大学院進学 LSE修士留学まで ⑤激推し!プリセッショナル
南アフリカ駐在帯同を経て、イギリスの大学院に進学しました。
9月末から、LSEに通っています。
きょうは、留学生向けの夏の学術英語講座、プリセッショナルコースについてです。結論からいうと、参加してすごく良かったと思います。
「プリセッショナル経由」で入学へ
前回、IELTSのスコアメイクにすごく苦労した話をしました。
OA 7.0だけではなく、各セクションで6.5-7.0をとることを求められ、私の場合はライティングがどうやっても基準に届きませんでした。
詳しくはこちらに書いています。
そんなこんなで、学校が設置する「留学生向け!夏の学術英語講座(プリセッショナルコース)」に参加することになりました。これに参加して、最終試験に合格すれば入学資格を満たせます。(ちなみに、このコースに参加するためのIELTS足切りスコアもあります)
入学直前までIELTSのスコアメイクを頑張る人もいるのですが、私は「もしこの先ギリギリ要件を満たしたとしても、ライティングが苦手な大学院生は入学後の論文執筆で困るに違いない……」と恐れ慄き、4月に参加申し込みが始まると早々にIELTESから撤退して参加表明。この夏をライティング修行に捧げることに決めました。
”大解剖”プリセッショナルはこうだ!
LSEのプリセッショナルコースは、夏の5週間勝負です。
月曜日から金曜日まで毎日アカデミック英語を勉強するんですが、時間割のイメージはこんなかんじ。
朝は10時でOK!そして15時過ぎには終わります。
1コマはだいたい75分くらい。それより短いのも長いのもありますが。
毎朝ライティングから始まり、文法やらディスカッションやら、読む・書く・聞く・話すの四技能をひたすら繰り返します。
ちなみに、一週間ごとにテーマが決まっていました。
WEEK 1: Education
WEEK 2: SNS
WEEK 3: Gender
WEEK 4: Demography
と決まったテーマがあって、WEEK1だったらとにかく「教育」についてのテーマに沿って、四技能を全部練習します。
宿題もあったけど、負荷はそれほど。最終週に提出する2000語のエッセイだけ頭の片隅で意識しながら、とりあえず学校に行って、じっくりアカデミック英語に向き合うことができました。
気持ちと時間に余裕があったので、自分でプラスαの勉強(文法、単語、勉強する分野のリーディングなど)もできました!
英語学習だけじゃない!良かったこと
他学部の友達がたくさんできる
学部混成のクラスだったので、他学部の友達がたくさんできて嬉しかったです!
聞けば、法学部はIELTSの足切り基準がOA 7.5なんだそうで、いろんな国から弁護士資格を持っている学生がたくさん勉強しに来ていました。
このほかにも、同じクラスには公衆衛生を勉強してる医学・薬学系の学生、ファイナンスの学生、都市計画系の建築家の学生などなど、文理問わず色々なバックグラウンドの学生がいてどんな子の話も興味深かったです。
そして、すでに無条件合格の学生たちもたくさんいます。なので、英語の基準は満たしているけど、留学は初めてという人や、シンプルにロンドンでの生活を早く始めたい人にもおすすめです。
また、このクラスに参加しているということは、第一言語が英語ではないということ。ネイティブの子たちの中にいきなりポンと放り込まれるよりは、心理的な安心感も大きく(!)、ピクニックしたり、カフェに行ったりして将来のことを話したり……すごくいい時間を過ごせました。入学してからも声をかけあう友達がたくさんできました!
またこの時期、同じ大学院に進学する日本人15人くらいとも出会いました。(私は南ア⇨イギリスに来ていたので)異国暮らしが続く中で同世代の日本人とたくさん話せたことは「心のオアシス」でした。
イギリスでの生活に慣れられる
小さいことかもしれないけれど、大学院の勉強が始まっててんてこ舞いになる前に生活の立ち上げができたのは良かったです。現地用の携帯(SIM)の手配、銀行口座の開設、支払い手段の確立等。
あと、LSEは都心の学校なので、狭い土地に増改築した建物が迷路のように入り組んでいます……。
方向激音痴なので、この迷路のような学校の教室の位置をなんとなく覚えるのにこの5週間は非常に役に立ちました。笑
いま振り返ってみると本当に時間に余裕があって!
友達とBBC主催のクラシックコンサート(最も安い地べた席・体育座り)や、舞台「千と千尋の神隠し」を観に行ったりもして、文化面でも充実した毎日を過ごすことができました。
国内旅行に最適!
秋に大学院生活がスタートしてから思うのですが、本コースが始まると勉強で忙しくなります(当たり前)。そして天気が悪くなり、寒くなります……!
プリセッショナル期間中は、時間にも心にも余裕があったので、友達と一緒に週末ちょっと別の街に足を伸ばすのにとっても良かったです。
来たばかりの週末にいきなりブライトンに行き、その後もカンタベリー、オックスフォード……と色々な場所に旅することができました。
(トップ画像は奇跡的に天気に恵まれたブライトンのビーチ)
夏は気候が最もいい時期で、この時期のイギリスを経験するかどうかは、その後の「イギリスを好きになれるか?度合い」に大きく影響すると思います……!
Writing 7.0(相当)達成!
さて、5週間のコースと試験を受けました。
私の場合は、(足りなかった)ライティングでIELTS 6.5以上にあたる成績を出す必要があります。
結果、ライティング7.0相当の判定をもらいました。
無事に合格、やった〜!
この結果をもってして、私のconditional offer(条件付き合格)は無事にunconditional offer(無条件合格)に変わりました。
なんと12月に突入してしまいました。
次回は、海外からの出願で大変だったこと・イレギュラーだったことについてまとめます。
駐在帯同からの海外大学院進学 LSE修士留学までの道のり #5
2024.12.12
#海外大学院#イギリス大学院#英国大学院#LSE#サセックス#大学院受験#駐在妻#駐在帯同#駐妻#イギリス#イギリス留学#大学院進学#ロンドン大学#ロンドン留学 #大学院#合格#イギリス留学#出願#大学院進学#英国大学院 #IELTS #英語学習 #勉強法 #英語勉強法 #プリセッショナル #presessional