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Johannes-blog #9 祝・滞在一ヶ月!暮らしてわかった10のこと【後編】

「ヨハネスブログ|Miki's Johannes-blog」です。
南アフリカ・ヨハネスブルクでの暮らしを記録します。
今回は、「暮らしてみてわかったこと その②」です!


「暮らしてわかった10のこと」って、WEBライターみたいでかっこよくて一回使ってみたかった言い回しなんですけど(ミーハー)、「わかったこと」「まだわからないこと」「かわったこと」などが混在しています。笑

実際に滞在から1ヶ月を迎えたのは9月半ばのことなんですが、書き溜めブログを放出します!

⑥治安は現時点ではなんとも……経過観察中

さて、きっとみなさんが一番気になっている「治安」ですが、これについては1ヶ月の滞在ではまだなんともいえず、判断を留保。経過観察中です。

少なくとも、徒歩では移動できません。
車で移動することが鉄則、とされています。

特に夜間の治安について、ローカルの知人に聞いてみると、「夜8時くらいならUberで帰宅できる」「10時は運転するには遅すぎる、カージャック(!!)に遭わないように赤信号でも無視してGOする」なんていうので、暗くなってからの治安がよろしくないのは事実なんだと思います。

ただ、たった一ヶ月ですが、生活してみた個人的な実感としては……。

日中、カフェや買い物などして一般的な社会活動をして過ごすぶんには、特に怖い目には一度も遭っていません。
日本にいて、「ヨハネス 治安」でググっていたときが、不安のピークでした。
ネットで流布されているような「犯罪率150%」みたいな世紀末都市、というわけでもない、と思っています。

もちろん、日本で過ごすときよりは気をつけています。

でも、「個人的な気をつけレベル」としては、イタリアとか、スペインで過ごすときと同じくらいです。

具体的には、
・いつもスリに気をつける
・観光客感丸出しで写真撮ったりしない
・カフェやレストランでPCやiPhoneを置いたまま離席しない
・ショルダーバッグの上からパーカーやコートを着る

などなど、一般的な海外旅行で気を遣う範囲内。
これで、今のところやっていけています。
いまのところ……ね。

日本で血まなこになりながらヨハネスのリサーチをしていたとき、ありとあらゆるYoutubeを見たし、いろんなブログを読み漁りましたが、私自身が一番ためになるなと思ったのはこの動画です。「南アで安全に過ごすための12の秘訣」。

私たち夫婦は、「この動画での警戒感が、いちばん生活の実感に近いね」と話していました。
警戒心は忘れずに、でももし読んでくださっている方でこれからヨハネスに来る方がいたら、怖がり過ぎなくても大丈夫です、みんな生きてます!
一緒にがんばりましょう!

⑦世界レベルの早寝早起きに◎

特に夜は危なく出歩けないとされているヨハネス。

暗くなる前には夫も私も家に帰ってきているので、寝るのも、起きるのもめちゃくちゃ早くなりました!超、健康的です。

調べてみて笑っちゃったのですが、なんと南アフリカは「世界一寝る時間が長い国」なんだそう。みんな早寝してたのね。
地元メディア曰く、「世界で最も眠い国」、なんと平均睡眠時間9時間。

日本にいるときは、夫婦どちらも(限界)マスコミの片隅で、なんだかんだと忙しく会食もあり、かつ休みの日も違ったので、「家は寝るだけの場所」、「寝ているパートナーを起こさないように自分も寝る/先に起きる」みたいな生活でした。

ヨハネスでは、毎日一緒に夕食の時間を過ごせます!
これはとっても新鮮で、嬉しいです◎

⑧Uberは"Taxi"も"Eats"も大活躍

Uberは、すごいですね。

南アでも、先日訪れたケニアでも、Uberの浸透具合ときたらすごかったです。

日本よりもUberTaxiの台数が多いのでは…?
基本的に、待ち時間5分前後で乗車できました。

私は、日本で「誰でも受かる」とされている普通自動車免許の実技試験に7回ほど落ちた経験があり車を運転してはいけないと自覚しているので(早口)、夫が不在で一人で移動しなければならない時は全てUberです!(誰も何も突っ込まないで)

Eatsもすごく充実しています。
日本食、中国料理、韓国料理、アジアの食事が突然恋しくなったとき、何度も何度もUberしました。

ちなみに、私が個人的に美味しいと思った推し中華はこちらです!

お店がとてもおしゃれで映える……というわけではないんですが、とにかく本格的にアジアを感じられます。
味覚のホームシックから救ってくれる存在として、優勝です!

⑨電子決済社会、ただしAMEXはやや弱い

南アを「ライオンキング」で想像している、ちょっと前の私みたいな人は本当にびっくりすると思うんですが、もうほぼ完成した電子決済社会です。

生活圏内が都心だからということもあるかもしれませんが、VISAで支払いができなかった経験はこれまでに一度もありません。

ただ、AMEXはたまに対応してません。
ヨーロッパと同じくらいの頻度で「AMEX使えない店」があります。
はりきって日本でAMEX作り直したのになあ……。

電子決済が主流なのは、南アよりやや田舎のケニアでもそうで、ナイロビの「青空マーケット」で買い物したときですら、電子決済を求められました。

だって、ケニアの青空マーケットです。
なんの疑いもなく、紙の紙幣を出しました。

すると、青空マーケットのお兄さんが「エムペサ(ケニアの"PayPay"的なもの)持ってる?」と。

いや、エムペサってなに、持ってないよ……。

キャッシュしか持ってないよ!と伝えると、お兄さんはやや困惑。

「え、現金?いや、持ってないよ……」
「お釣りがないからちょっと待って」

結局、お店のお兄さんは、隣の隣の隣のブースくらいまでいって、現金のお釣りを用意するために両替してました。

それくらい、アフリカでも現金はもう全然使われてません。日本よりはるかに使われていないです。

私自身がこの一ヶ月で「現金で払った」のは、ホテルのベッドメイキングをしてくれたお姉さんと、駐車場で車を洗ってくれたお兄さんへのチップの支払いのみでした。

⑩みんなフレンドリーで大感謝

もう、これに尽きます。
みんなすっごく助けてくれます。

世界中どこだってスタバの店員さんが最高、という話は前回しました。

それ以外にも、本当に街の人たちがあたたかいんですよね。

全然面識ないけど、ショッピングセンターで「そのピアスめっちゃいいね!!」って、わざわざアクセサリーを褒めてくれるティーンの女の子たちがいたり。

ちょっとマナーの悪い車が横断歩道に頭を突っ込みかけてきたりすると、「おい!このレディが先だろ!」と代わりに怒ってくれるジェントルマンがいたり。

日本でググっていたときは「私ったらどんな街に行くんだろう」と夜も眠れない日々でしたが、周りの人たち、街の人に助けられて、思ったよりずっと穏やかな生活です。

まだ、洗礼を受けていないだけかもしれませんが……。

#暮らしてわかった シリーズは、定点観測的にまた後日やってみようと思います。

Miki's Johannes-blog #9
2023.10.20

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Miki Kamiya
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