
進撃のミキの軌跡
初めまして
ミキです
まずは自己紹介をさせていただきます
いきなりですが、私が初めて図解ツイートした投稿が、
『インプレッション数8万越え』
『いいね♡が700以上』
『70件のリツイート』
かなりの好評をいただくことができました
当時のフォロワー数は150名程度だったので、
8万越えのインプレッションは衝撃的でした
こちらが初の図解ツイートです
右心不全ってすごく難しい病態だと思います🤔
— 進撃のミキ|循環器領域の知識を図解投稿 (@MikiKamimura) October 15, 2022
右心不全の血行動態をイラストの波形をもとに解説!
その他にも病態生理、管理方法を解説していきます📚 pic.twitter.com/JElKQnEUcl
そして3ヶ月でフォロワー数が2000名を超えることもできました

私が培ってきた知識がここまで受けるなんて・・・ビックリ
さらに「2000いいね!以上」「200リツイート以上」の評価もいただくことができました
臨床で使われる「降圧薬の基礎」を解説します
— 進撃のミキ|循環器領域の知識を図解投稿 (@MikiKamimura) December 23, 2022
(いいね&リツイート大歓迎) pic.twitter.com/J5fHUZ3FtG
私は今、臨床工学技士として働いています。
臨床工学技士とは、
透析や人工呼吸器、ECMO、ペースメーカーなどの生命維持装置の操作、
点検をする人です。
手術室やカテーテル室、集中治療室などによく出没する職種です。
もともと私はすごく不真面目で、入職してからは
「ギャンブルでお金を0にする」
「毎日飲み歩き」
「仕事中に毎日トイレで仮眠」
などなど・・・重症でした
そんな私に今でも記憶に鮮明な出来事がありました
ある日、心停止で運ばれてきた10代の男の子。
ECPRで救命しようと全力をつくしたけど、1週間後に亡くなってしまいました。
男の子が集中治療室で管理されるようになった日から亡くなる日まで、
毎日、母親が病院に泊まり、面会が可能な時間帯はずっと男の子のそばにいました。
母親は1週間何も食べなかったらしい・・・
みるみる痩せていく….
毎日、男の子のそばで泣いていました
私の中に無かった『心の火』がつきました
「私がいる場所は、命を助ける現場だ」
「このままでは絶対にダメだ」
この経験が私を180度変えました
自分の実力をつけるために、休みを返上し病院で勉強しました
『お金はいらないから、緊急手術に呼んでもらう』
『休日に定期のカテーテルがあれば勉強しにいく』
そして誰よりも早く来て勉強
居残り勉強するために、誰よりも遅く帰るようになりました。
最初の3年間は本当にしんどかった。
今も十分しんどいですが・・・
でも今の自分は一昔前の自分とは大きく違う
胡散臭いかもしれませんが、
これは事実です。
そして今私はTwitterで自分の知識を発信しています
Twitterで自分の知識を発信する目的は、
臨床工学技士として大成功したいから
目的が単純ですいません・・・
無職の人がSNSを使って大成功する時代。
SNSを使わない訳にはいかないでしょ!
きっと私たちの知識もニーズがあるはず!
とりあえず、Twitterを初めてまだ数ヶ月ですが、
炎上を経験し、今ではフォロワー数も1600名を超えることができました
このnoteを読めば、
臨床工学技士がTwitterで毎日発信すると起こることを
数分程度で知ることができます
漫画を読むような感覚でサクサクっと楽しみながら読めます
では早速私の入職時代から現在まで暴露します
臨床工学技士の仕事はやりがいmax『現在の私』
改めまして、進撃のミキです
年齢は27歳
アラサーですね
現在は学生時代からの目標であった「人工心肺とECMO」の仕事をメインにしています
好きなことを仕事にできるまで、本当にしんどかった
でも今では毎日楽しく仕事をしています
箇条書きで軽く私の自己紹介をしましょう
・人工心肺経験症例300例以上
・ECMO経験症例250例以上
・論文投稿数1
・ランダム化比較試験実施中
・人工心肺のデータ収集は毎日の日課
・1ヶ月でフォロワー数1000名以上増加
・2ヶ月でフォロワー1600名達成
・3ヶ月でフォロワー2000名達成
・初めての図解投稿で「700いいね」
・2つ目の図解投稿で炎上し1日で300フォロワー増加
・年収550万ぐらい
・etc...
とザックリ紹介させていただきました
ここからは病院で働く臨床工学技士のリアルを紹介します。
「まじかぁ」と思う部分もあるかもしれないですが、
事実なので全部お伝えしていきます
これから臨床工学技士を目指す方にも分かりやすく説明します
ではお話ししていきます
学生の臨床実習で
「臨床工学技士は夢がない」
「なんでこんな仕事を目指そうとしているの?」
など医療現場で働いている人から直接聞いたことあるかもしれません。
実際働き出すと、毎日のようにこの言葉を耳にします
確かに、命削って危険な仕事をしているので、
給料に見合ってはいないと私自身も思うところがあります。
でもこういったネガティブ発言している人が見ている世界は、
すごく狭いし、挑戦をしていなく、むしろ諦めている
私自身、行動次第で
「お金の面でも臨床工学技士は夢がある」と思っています
確信はないですが…
無職の人がSNSだけで月収100万以上稼ぐ時代
無職×SNS→月収100万
これを臨床工学技士に置き換えて、
臨床工学技士×SNS→月収OOO万
未知の可能性ありますよね。
成功事例が無いなので不安はありますが…
なので私は、自分が歩いた軌跡をSNSで投稿していきます
挑戦が好きなので、挑戦し続けることで、
可能性をどんどん広げていきます
「私は今がすごく楽しいです」
やる気ないmax。でも考えが変わる出来事が…『入職1年目の私』
「よしやるぞ!」
と思い入職したのですが、私の悪い習慣が1年目で出てしまいました。
・ギャンブル
・同期と飲み歩き
など…
お金を使い果たす毎日。
残高は0円に近かった。
仕事では時間があれば、トイレで爆睡する日もありました。
先輩にはバレバレでしたが…

そんなある日、私の考えが180度変わる出来事が…
心停止で10代の男の子が運ばれてきてECPRを施行したのですが、
1週間後に亡くなってしまいました。
集中治療室に入室してから毎日、面会時間の許す限り
母親が男の子のそばにずっといました。
どんどん痩せていき、毎日そばで泣いている姿を目にしました。
母親の姿を目の当たりにしてから、私に心の火が宿りました。
「このままでは絶対にダメだ」
その日から私は勉強漬けになりました。
・緊急手術があれば呼んでもらう(勉強なのでお金は発生しません)
・休日返上しカテーテルがあれば病院に勉強しにいく
こんな私でも少しは頑張るようになったのですが、
これからたくさん失敗していきます。
毎日怒られて精神的にブルー状態。ECMOで奇跡が起きた『入職2年目の私』
入職2年目は毎日怒られまくりでした。
「どんだけ私怒られるやろ…」って毎日思っていました。
臨床工学技士の先輩、手術室の看護師、医者、etc…
みんなから怒られていました。
雑かったし、コストをよく落としてたんですよね。
なかなか泣かないのですが、夏の終わりは毎日家で泣いていました。
うつにもなったし…
辞めようか本当に迷いました。
当時、本当に臨床工学技士の仕事が向いていないと思いました。
ある日、実家に帰って親に本音をもらしたとき、
『わしらはお前の一番の味方、いつでもウチに帰ってこい。飯と寝るなら場所ならあるから。でも後悔は残してくるな。目の前の現実から逃げるな。お前は根性があるんやけ』って言ってくれたのずっと覚えてる。
この言葉は一生忘れない
その日から、もう少し頑張ってみようと思いました。
そしてある日、CPAで運ばれてきた患者さんにECPRが施行された。
心機能の回復が全く見込まれない状態が続き、ECMOから離脱できないと
ご家族へICされた。
そして誰もが諦めていたが、主治医と私は諦めずに管理し続けた。
分からないことは、先輩に聞きまくり必死で管理した。
主治医と私が、ECMOの知識が浅かったのが功を奏したのか、
ECMOが離脱できるぐらいまで心機能が戻り、
ECMOから離脱することができた。
ECMOから離脱できた瞬間、主治医とガッツポーズをした。
その患者は病棟まで上がっていった。
奇跡を初めて体験することができた。

その出来事があったから、ECMOを必死で勉強するようになった。
何事も諦めないことが大切。
しかし、3年目の厄年がヤバかった…
何も上手くいかない厄年。忘れられない日『入職3年目の私』
『厄年』本当にやばかった
なめてました…
厄年のせいなのか、私の実力のせいなのか…
恐らく私の実力が無いからやばい年だったんですけどねww
厄年で起きた出来事です⇓⇓
・仕事で看護師さんから「ぶっ殺すぞ」と言われる
・毎日怒られる
・300万円の物品を不潔にする
・彼氏と別れる
・120万円の詐欺にあう
といった散々な毎日…
私が病院当直していたある日。
補助人工心臓を植え込んでいる患者さんのアラームが鳴ったと
病棟から連絡があった
急いで患者さんのそばに行って、患者の状態を確認し、
人工心臓のアラーム履歴を確認した
しかしアラーム履歴は残っていなかった
誰もが本当にアラームが鳴ったのか疑ったが、
患者さんの目を見ると本当に鳴ったんだと思った
そして業者に連絡し、解析出さないと分からないと言われたので、
その事を患者さんに伝えると、ぶち切れられた
「あんたらプロやろ!」
「なんで分からんの!」
その言葉がすごく心に残っている。
そして、かれこれ2~3時間は患者さんに説教された
手足が震えた…
確かに私たちは頑張ってても、
患者さんのニーズを満たさないと意味がない
・・・強烈な1日を体験しました。
なんやかんやで3年間は辞めず過ごすことができ、
4年目を迎えることができました
だんだん仕事が楽しくなってきた『入職4年目の私』
実は3年間ローテーションしていたので、
自分がやりたかった人工心肺をメインに出来ていなかったんですよね
何人か辞めたおかげで空きができ、
人工心肺業務をメインで、できるようになりました
本当に人工心肺をメイン業務にするまで、
月日が経過するのが長かったです
でも3年間のローテーションのおかげで、
幅広く知識をつけることができました
ローテーション中は症例ノートで
・先輩の技術
・手術の流れ
・反省点
などを1症例あたり、3~4ページ書いていたので、
人工心肺がメイン業務になってからすごく役になっています

今では、毎日手術に入ることができているのですごく楽しいです。
知識も技術もまだまだなので、怒られることの方が多いですが…
緊急の大動脈解離の症例やショックバイタルの症例は、
ドラマの世界にいるようで、救命できたときのやりがいは
言葉に表すことのできない嬉しさがあります
そうそう4年目ぐらいでやっと、
看護師さんや臨床工学技士の先輩からは怒られなくなりました
技術面では怒られるときありますが…
怒涛の毎日を送っていると、
いつの間にか5年目突入です
仕事はすごく楽しい。でも結果がついてこない『入職5年目の私』
個人によって『結果』の考え方は違うかと思います
私の結果は『論文』です
入職して2年目からデータをコツコツとっていたのですが、
当時は論文に興味がなく、学会発表ばかりしていました
初めて人工心肺データ収集し、解析したデータを発表した時に、
他院の人から「論文にすればいいのに」
と言われたこともありました
今思うと、論文にしとけば良かったと思います。
でもデータ収集しても、なかなかいい結果がでない毎日が続いています。
今でもそうかもしれません
一応、論文は1本投稿しているのですが…
人工心肺のデータ収集している先輩達は、どんどん論文化しているので
私自身、焦りがすごくあります
つくづくデータ収集が上手いと感じています。
事前の情報収集の差だと感じてはいますが
まぁ焦らず、先輩たちにアドバイスもらいながら、
今はコツコツやっています
家でデータ解析することもあるので、
Pythonでデータ解析しています
・単変量解析
・多重ロジスティック回帰分析
Pythonは無料ツールなので非常に便利
私の夢の果て
働く前は『夢』を語るのに、
働き出してからは『夢』を語る人が少ない
私の夢は『オーストラリアのperfusionist』
なんでオーストラリア?と聞かれるのですが、
アメリカとオーストラリアで迷ったのですが、
・アメリカは銃社会なので怖い
・オーストラリアは平和
という単純すぎる考えww
あと、オーストラリアで働くと
シンプルに「かっこいいから」ですね
多民族国家なのも魅力的!!
やっぱり、人工心肺業務が楽しすぎるので
自分の一生の仕事にしたいのもあって挑戦します
日本だと症例数の問題、体外循環以外の業務量が多いなど、
人工心肺業務のみは難しいのが現実
それに給料面も安すぎる。
少し話がそれますが、GDPも全然上がっていない。
など問題だらけなので、
ずっと日本にいるのがリスクとも感じています
挑戦し続けることで、自分の価値が高まると思うのが私の考え。
私が経験した軌跡を、SNSを通して伝えていきます。
といった感じが私です
Twitterを投稿し続けて起きたこと
前半にも説明していますが、
Twitterに真面目に取り組んで、
図解投稿を始めました。
・高インプレッションの獲得
・炎上
・1日で300名以上のフォロワー数の増加
・1ヶ月でフォロワー数が1000名増加
などを経験することができています。
しかし、これだけではありません。
普段、話す機会が無い人とも「スペース機能」で話しをすることができ、
インフルエンサーの人の考えを聞くことができるのもTwitterの魅力とも思います
また、インフルエンサーの人に絡むことで『結果の出し方』や『戦略を練る方法』など、
臨床業務に繋がる情報を無料で手に入れることが出来るのも魅力の1つ
あとは、自分が今やっていることが間違いでないことを証明するだけ
私がツイートしていることは、今まで経験した軌跡です
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
▼私のTwitterはこちら