空港センダー時代、実際にあったトラブル集〜また旅に行ける日を願って〜
こんにちは!mikittyです🐈🐾
鍵を忘れて出てしまい、閉め出しをくらって時間ができたので書いています。
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前職、羽田空港国際線ターミナルでセンダーをしていました。(旅行の団体カウンターにいる人です。)
主に、旅行会社経由で旅行を予約したお客様の当日窓口みたいな仕事です。
提携してる損保の旅行保険入るように窓口で促したりとかもしてました!!
大変なこともあったけど楽しい思い出ばかり。
いつも通りの空港の姿に戻ることを願ってnoteしてます。
飛行機乗り遅れ
理由は様々だけどやっぱり多いのは交通手段の遅延。
電車遅延はまだ、交通手段を変えられるチャンスがあるんだけど、高速渋滞のケースはかなりヤバいです。
航空会社に便を変えてもらえないかを交渉するのがセンダーの仕事です。
旅行会社経由で予約したツアーチケットのほとんどはITチケットと言って、旅程の変更不可なのです。
そこを、なんとか便宜を図っていただけないか交渉するのがセンダーの仕事。
変更不可であれば、いくらでチケットを取り直させてもらえるのか金額を確認します。
普段から航空カウンターの方(ハンドリングスタッフといいます)に礼儀正しくして、信頼関係を結ぶことがとても重要でした。
それでも、基本的には変えられないというのがルール。変えてもらえるほうがまれです。本当に気をつけましょう!
パスポート忘れ
これも1日回耳にする言葉。パスポート取りに帰ってギリギリです!!とか。
途中で気付くならまだ可能性あるんだけど、空港に着いてから気付くパターンも。。。
家族がいらっしゃる方であればバイク便で空港に届けてもらうということも提案していました。
中には丁寧に家のプリンターでコピーしたら、原本を挟んだままにしてしまった、、、!!!なんてことも。
本当にパスポートとクレジットカードさえあれば海外に行けます。
どうかパスポートだけは忘れないでくださいね!!
スペル間違い/残存期間不足
パスポートのスペルと予約のスペルが間違ってて〜。。。としょんぼりカウンターにやってくるお客様。
お友達に任せて予約したとか、結婚して姓が変わったなど。
もーこれは大変なんです。基本的には旅行会社で予約したチケットは旅行会社で直して予約を入れ直さないといけません。チケット取り直しです。日中の旅行会社と繋がる時間ならまだ救いようがあります。夜中が怖いんです。
いいまとめがあったので貼っときます!
また、国によってはパスポートの残存期間に余裕がないと入国できない国もあります。(ここは予約時に旅行会社も見てくれますが、結構残存足りないと申告してくるケース、あるんですよ!)
印象的だったエピソード
やっぱり飛行機乗り遅れ。
深夜発の日付を1日遅れで間違えたハネムーナーがいらっしゃいました。かなりお金をかけて2週間のヨーロッパ旅行に行く予定だったご様子。
奥様はターミナルのど真ん中で座り込んで大声で泣き叫ぶのを、ただただなだめるしかありませんでした。
前日に来ちゃったーなら、笑い話になります。
どうか、深夜便は特に出発日時を便名をお間違えなく。
あとは、国際指名手配を受けている方と同姓同名の外国人のお客様対応。
イレギュラーなケースですが、なかなか出発出来ず。仕方ないからつたない片言の英語でお喋りしてました。
懐かしい思い出です。
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その他にもたくさんイレギュラーを引いたので思い出したらまた書きます。
楽しい旅にするためにも、リスクヘッジはしてくださいね。
笑顔で旅に行ける日が戻ってくることを祈って。。。😌🍀
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