留学を志したキッカケ in Africa ③
前回の続きになります。
【Zambia 🇿🇲】
濃いタンザニアを経験した僕たちは、2カ国目ザンビアへ向かう。
そしてこの旅の目的、目玉、サビ、ともいえる【タンザン鉄道】に乗り込む。タンザン鉄道とは、文字通りタンザニアとザンビアを結ぶ鉄道である。タンザニアから、ザンビアを70時間かけて、陸路で移動するのだ。週に二回運行しており、1〜4等車まであり、1等がいわゆるファーストクラスで、トラベラーはだいたい1等を使う。3、4等はローカルの人たちが使う感じ。
70時間、読書をしたり、たそがれたり、ぼーっと自分を見つめたり、途中の駅にふらっと寄って、ぶらぶらしたり。
とにかく時間がゆっくり流れた。都会との生活とはまるでちがった。
学校や、バイト、サークル等の予定や、友達や家族や恋人との人間関係。
何もかもが忙しい日常。
そんな現代を生きるからこそ、忘れがちな時間。自分との対話の時間であったり、自然に圧倒される瞬間であったり。
ニューヨークのタイムズスクエアみたく、特別で、派手で、煌びやかな場所ではない。
決して誰もが行きたいと思うような場所ではないと思うけれど、忙しなくイマを生きる僕にとっては、貴重なゆっくり生きる事が出来る場所だった。
まさにポレポレ。
いつか死にたくなったらまた戻ってこよう。
タンザン鉄道に別れを告げた僕らは翌日、
世界三大瀑布で知られる、「ヴィクトリア・フォールズ」に向かった。
今まで、千葉や長野や栃木などの滝に行ったことがあったが、
スケールがまるで違った。
高校サッカーとプレミアリーグ、草野球と大リーグ。
全てが桁違い。
「あぁこれが自然か」と。
初めて滝で感動した。
あと、生まれて初めてバンジージャンプを経験した。
「おじいちゃん、生まれて初めてバンジーしたのがアフリカだったんだそ」って孫に自慢出来んじゃん。やるか!って勢いで決めた。
看板には、
「100% SAFETY」
いや、信じられるかい。
「アフリカ」「100%」「安全」
わけあるかい。ごまかしてるやろ。
でも、五体満足、無傷で帰ってきました。
疑ってすみませんでした。
【Namibia 🇳🇦】
3カ国目、ナミビア。
世界最古の砂漠と言われる「ナミブ砂漠」、世界で1番美しい民族と言われている「ヒンバ族」。彼らは死ぬまで1度もお風呂に入らない。
その代わりに、全身にお香を焚きつけ、服を着る代わりに赤土を塗る。
移動中に出会った日本人とレンタカーをして、砂漠を2泊3日。
昼は青空と砂漠のコントラストに感動し、夜は空いっぱいの星空に魅了された。
たっぷりと自然と人間を楽しんだ10日間であった。
次回いよいよ
「なぜ僕が留学を志したのか」
キッカケに迫っていこうと思います。
最初はそこだけ書くつもりだったんだけど、気付いたらいろいろ書いてた。
アフリカ楽しかったな〜
行く前はどんな危険なところなんだろう、とか襲われたりするのかなって思ってたりしたけど、全くそんな事はなかった。
危険なところに行かなければ、何も危ない事はないし
人もすごく暖かかった。
今ってなんでもネット上で評価されて、自分の中で無意識に答えを出す。
それは悪い事じゃないけど、
やっぱ自分の目で見るのって大切。
死ぬまでにまた絶対いこ。次は注射ちゃんと打っていこ。