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失敗する浪人生の特徴

成功例は、あげたら切ないし、人によって成功の原因ってのは違ってくるから、共通項を見つけにくいけど、失敗ってのはある程度、似通ってくる、特徴がある。

今日は今まで多くの浪人生を見てきて、且つ自分自身も浪人生であったことから、これから浪人生する方へ、浪人生の先輩として何かの役に立てたらなと思って書いてます。
(以下の記事は僕みたいな一般向け(≠天才)です。)

本題に入る前に軽く僕の受験経歴を。
・現役時、全落ち
・某変態予備校で浪人生
・なんとか早稲田に合格!
・経験を生かし、変態予備校でアルバイト(いま)

それでは思いつく限り列挙していこうと思います〜

・4月5月が実は本番(時間あると思って余裕こく奴)

多くの受験生は受験が始まる1月2月が本番だと考えるが、浪人生に限っては本番は4月5月。これは確実に言い切れる。最初の2、3ヶ月でほとんど決まる。僕の塾には毎週小テストなるものが存在し、得点がランキング形式で発表される。毎年、そのランキング4、5月で、上位だった人が順当に受かっていく。その小テストは応用が問われるものでは無く、徹底的に授業の復習。つまりちゃんと勉強さえすれば、誰でも点数が取れるもので、頭いいからランクインする訳ではない。また、一度身についた習慣はなかなか変える事は出来ない、良くも悪くも。時間あると思ってスロースターターになってしまうと、ずるずるそのままいってしまい、遅れた分を取り返すのは相当難しい。逆に、最初の2ヶ月本気だせば良い習慣が身につき、受かる受験生になっていくだろう。マラソンに似ていて、最初に後列についてしまうと後になって押し上げるには相当なエンジンがいる。とういうかほぼ不可能。しかしマラソンと違う所は、最初にガンガン飛ばしてもあとで疲れて、遅れるなんて事はないことだ。最初っからガンガンいこう。


・自己流(落ちた原因にもよる)


落ちた原因にも本当によるが、多くの場合何かしら間違っていて一回失敗したわけで、それを続けてもおそらく受かりはしない。一度自分の考え方を疑った方がいい、場合がおおい。講師やチューターから指示を受けた時にそれに従えるか。変なプライドは捨てる。素直に従う、それが一番。もし講師の意見がおかしいと感じたときでも、自分だけで判断するのでは無く、信頼出来る人に相談した方がいい。おおざっぱに言うと、素直な子は受かりやすい。


・質問がバカ


口が悪くなってきたのはさておき、ここで言うバカとは「何も考えていない」と言う事ができる。自分で調べたらすぐわかる事、またはその努力をせずにすぐ質問する人。非常に危ない。さらに質問の仕方でその生徒が受かるかどうかわかる。例えば、「〇〇が分かりません!」って端的に投げるのでは無く、「〇が分からなくて、自分は△と考えたんですけど、なぜ〇〇になるのですか?」と聞く。答えはその場、その問いでしか意味を持たないが、その答えにたどり着く思考法は、他にも応用が利くしむしろこっちの方が大事である。


・基礎を疎かにする


このタイプにありがちな性質としては、まずコツをググる・聞く、教材を取り敢えず揃える、基礎の重要性がわかっていない、etc。
受験は積み重ねであるがゆえに、とにかく基礎が大事。基礎がぐらつけば応用は出来ないし、赤本だって意味をなさない。コツを調べる前にまず基礎を徹底的に埋める。基礎なくして応用は絶対にない。


・復習を疎かにする


結局、復習が一番大事なんだよね。そんな事みんな分かってる。けど、やれない人が多い。なぜか?やっぱり一度やったことを繰り返すのは面倒だし、退屈である。めちゃくちゃ同意する。けど、だからこそ、そこを頑張った人だけが行きたい大学にいけるし、みんなが羨む大学にいける。何かを得ようとするならば、何かしらの代償は払うものだ。


・志が低い


失敗する人は志がひっくい、ひっくい。確かな理由がないなら、目指せる一番を目指すべきだろう、とくに最初の半年はそれがモチベーションにもなる。スポーツの世界でも、優勝を目指して3位に入賞するように、受験もマーチを目指してマーチ入る人なんてほぼいない。早慶目指してたけど、何かしら理由があって落ちちゃって、マーチにいく。そういうものだ。浪人生に地頭やスタート地点なんて関係ない。東大阪のふざけた高校出身の俺が言うから間違いない。


・人生に危機感がない


非常に個人的な意見ではあるが、受験は「自分の力「だけ」でどうにでもなるほぼ最後の関門」であると考える。なぜならその先の人生、例えば就職や仕事や結婚など、ある程度(もちろん個人の努力は大事!)運的要素が作用する。しかし受験はそれらに比べ、圧倒的に自分次第でなんとでもできる世界であると思う。なぜなら、数字(偏差値や得点)がハッキリ提示され、それを求めて行けば良くて、理不尽(会社で感じるような)があるわけではない。全員に、求められている事がこんなにも明らかで、頑張りどころが明白なのは受験くらいだろう。だから、ここで失敗できるはずがないし、ここ頑張らなくていつ頑張れんだ!って思う。今がんばろう。

と、最後まで読んでいただきありがとうございました。個人的な意見も含むので、あーそー考えるのねーって流してもらっても構わないですが、これは僕にとっての真です。少々辛口になりましたが、この記事を見てくださった浪人生に幸あれと思い、心を鬼にして書きました。みなさんの成功を祈っています。頑張ってください!何か質問等あればコメント蘭にどうぞ!


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