お店とお客の幸せな関係
お店とお客の幸せな関係とはなんでしょうか?
お互いに、気持ちが前向きになる。楽しい。嬉しい。気持ちよい。居心地が良い。
お互いに、知を高められる。勉強になる。好奇心を満たす。
お互いに、楽な気持ちでいられる。失敗しても、気にしないし、気にされない。
喜びや悲しみを分かち合う。共感してくれる。
困っている時に、助け合い、励まし合う。
顧客に、不安が無い。安心できる。信頼できる。お店が、自分を分かっている。
お店は、顧客から安心されている。信頼されている。顧客が、自分のお店を分かっている。
この関係は、みんな幸せ、です。
次の表は、幸せの程度を示します。
顧客記録を利用する交流(◎)
顧客一人一人に向き合う交流です。交流が深まります。左上の◎の位置です。
普通の固定客・岩盤固定客が最も増えます。
最も売上が上がります。
顧客からの紹介・口コミが最も起こります。
顧客は、交流に満足します。他店を選ぶことは考えず、一番にあなたのお店を選びます。
交流が深まると、友人になります。
顧客記録を利用しない交流(○)
ニュースレターを幅広く配る。ブログを書く。大勢の人が集まる催しを開く。個人が分からないのは、不特定多数との交流です。左下の○の位置です。
潜在客・見込み客は、お店に親しみを感じます。このお店に行こうかな、サービスを依頼しようかな、と思い始めます。口コミ・紹介以外で、潜在客・見込み客が新規客になりやすいのが、この幅広い交流を通してです。
お店を忘れていた顧客は、お店を思い出します。また行こうかな、と思います。こうして普通の固定客が増えます。
すでに固定客なら、それを維持できます。
顧客記録を利用する営業(△)
例えば、顧客名簿から、ダイレクトメールを送る。右上の△の位置です。
お店を思い出してもらえます。ただし、いつも他店と比較され、積極的に選ばれません。
他店が良かったら、顧客は気にせずお店に行かなくなります。
お店と顧客との関係を、良くも悪くもしません。
顧客記録を利用しない営業(×)
折り込みチラシやフリーペーパーの広告が典型です。右下の×の位置です。
ほとんどの潜在顧客にとって、広告を見る理由はありません。見ても、新規客になるのは稀です。
既存顧客には、お店を思い出してもらえます。ただし、いつも他店と比較され、積極的に選ばれません。
友人になる
小さなお店の理想的なあり方の1つは、「自分と気のあう顧客と出会い、友人として固定客になってくれる」ことです。すでにいる友人は、固定客になっているはずです。反対に、顧客が友人になる、というのも順序が逆になっただけです。
みんなが幸せになる
顧客と交流すると、お店に固定客が増えます。その結果、売上と利益が増えます。逆ではありません。売上と利益しか考えず、顧客と向き合わなければ、固定客は増えません。
お客とお店との幸せな関係を築くため、一人一人の顧客と向き合い、交流を深める。交流に、コストと労力をかける。すると、みんなが幸せになるのです。
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今も昔もこれからも、小さなお店に必要なこと
「営業よりも、交流しよう」。 一生涯の顧客(岩盤固定客)になってもらう技術を解説します。 起業・開業予定の方、フリーランス・個人事業主、経…
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