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2020年11月現在のStand.fm収録環境

本日の放送で触れた収録機材について、まとめたいと思います。

基本的に普段のライブ機材を流用しているところもあったり、あまり一般的家庭にないものも使っているので参考にならないところもあるでしょうが、現状のスタイルです。

1.ピンマイク

無駄にワイヤレスマイクです(笑) 狭い部屋ですが、ワイヤレス。というのも、バンドのライブでサックスに使っているShureのBLX14というセットを使用しています。

これに、9月の演奏会で必要になったので購入した、同じくShureのピンマイク

これを口から20~30cm下の衣服につけて話をしています。参考にしたのは、TVでピンマイクをつけて話す人達の位置。

2.オーディオインターフェイス

未だに品薄ですね。これでなくても良いのですが、オーディオインターフェイスは、PCとマイクを接続するのに必要になる機材です。ただ、これもStand.fmのために購入したものではないので、あくまでも音楽制作のために持っていたものでしかありません。通常は、PCでの収録をするならば、USB接続のコンデンサーマイクがあればよいのでしょう。

Stand.fmのトップランナー!と言っても過言ではない、エージェントゆきさんも、ご自身のお仕事の都合上で持っていたBlue社のコンデンサーマイクを薦めています。通常はこちらでよいと思います。

3.PCのDAWソフト

Macで収録しておりまして、Logic Proを使用しています。これも音楽制作用途で元々持っていましたし、使い慣れているので使用しているに過ぎません。Macであれば、無料バンドルソフトのGarageBandで十分です。

  以下はいくつかのスクリーンショットと説明を付け加えていきます。

スクリーンショット 2020-11-02 22.40.56

まず、これは28回目放送の収録後の状態です。Stand.fm収録用にテンプレートを作成してあります。ロゴもそれと分かるように使用。

4.収録方法

基本的に一発取りです。スマホ版アプリの方でも、上書き収録や、一部のカットなどもできますが、(面倒なので・・・)やりません。何よりも、ライブ感と勢いが大切だと思います。始めたての頃は、スマホに直接収録していましたが、5分なら5分間、録音状態のままです。

Logicを使用した収録でも同様で、最後までPCには触りません。

5.音声編集方法

音質の補正をうっすらと行います。

スクリーンショット 2020-11-02 22.45.26

まずこちらのプラグインは、NS1と呼ばれるもの。NoiseSuppressorというノイズ除去装置です。真ん中のフェーダーを動かすと無音部分や収録時の空間に漂う換気扇やエアコンの音などが取り除かれます。ただし、高音域が少し削られてしまうので、声に明るさがなくなりますので、次の項目に移ります。


スクリーンショット 2020-11-02 22.50.07

EQの設定です。80-100Hz以下をバッサリカットしています。低音域のすっきりさせて、6k以降の高音域をうっすらと持ち上げています。これがNS1でカットした部分を補う役割をしています。

この後にコンプレッサーも、少量追加していますが、あまり極端なことはしていません。使わなくてもいいかもしれません。

スクリーンショット 2020-11-02 22.54.59

Exciterは、音をきらびやかにするものですが、これも気休め程度です。なくても大丈夫です。

おおまかには、こんな程度ですが、いちばん重要なのは、NS1で取り除けるホワイトノイズの対応です。これだけで十分でしょう。あとは、音声ファイルとして書き出しを行って、MacからAirdropを使用して、iPad Pro側にファイル転送をしています。

概要欄の文章や、サムネイルを別途用意しておいて、iPad 側でStand.fmアプリを起動します。画面左下の"外部音源を使用する”を選択して、貼り付けて、BGMを選択。基本的に固定テーマとして、いつも同じものを選んでいます。BGMのフェードイン・フェードアウトはアプリが自動的にしてくれます。音量の補正もアプリがしてくれるので、あまりLogic側で行わないようにしているのは、このためでもあります。

スマホのみの収録でもよいのですが、室内のホワイトノイズ除去と、収録音声ファイルの保管を目的に、PCを利用した収録スタイルを取っていますが、だれもがここまでしないといけないわけではありませんし、Stand.fmの魅力は、スマホ一台で簡単に高クオリティの配信ができることだと思いますので、できるかぎりフットワークを軽めに楽しんでいけたらよいかと思います。

実際の放送はこちら



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林 未来彦
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