iPadがリュックの中で水没した話
Stand.fmでも話した内容のテキスト版です。
長いこと愛用しているmont-bellの薄いリュック
内側に仕切りがあって、背中側の部分にiPad Pro 2018を入れていました。購入したのは、発売と同時なので、2年と2ヶ月目での故障。
これもまた愛用していた水筒がパッキン漏れというよりも、ロックが緩くなっており、何かの拍子に外れて気づいた時には、全開になっていました。ベンチに座ったら、お尻の辺りに水気を感じて
「んん！？」
と思った時には、時すでに遅し。リュックの中に、BCAA入り(アミノ酸)の小さな湖ができて所持品がプカプカしています。別仕切りのiPadも浸水しており、しばらくしてスポットライト的な明かりが見えたと思ったら、電源が落ちました。内部でショートしたのでしょう。
保険の話
起きてしまった事故は、しかたない（とはいえ、悔やみきれないが）と思います。Apple製品には1年の保証があります。2018年の購入当時、高いお金を払って2年保証にしていました。Apple Careです。しかしそれも有効期限が切れるお知らせが来たのが2020年の11月ごろ。そこで過去の記事です。
1ヶ月だけApple Care+（1ヶ月¥800-）を申し込んで延命させて、12月までは保険を延長させたのですが、僕はそのタイミングで、モバイル保険に加入したのです。
モバイル保険は、さくら少額短期保険株式会社が販売する、保険商品です。
1台のiPad Pro だけで¥800-のApple Care+よりも、3台加入できて¥700-のモバイル保険を選択したのです。そこへ、今回浸水してしまったiPad Proも登録しました。ですが、登録は、副端末扱いです。なので、保険は3万円までになります。
＜さぁ、頭の中で会議をしよう＞
よりによって、2021年2月末に事故を起こしてしまいました。これから考えられる選択肢は以下の通り。
1.2021年3月には新型iPad Proがリリースされる噂がある
2.新型に買い替えるのか？
3.民間修理業者に依頼する
4.Apple公式サポートで修理する（保険切れでもOK）
5.iPadの使用をこれを機会に辞める
議題はこれです。
自分がiPadに求めるのは、譜面表示端末であることです。そのためには、12.9インチの画面サイズは譲れない（＝約A4サイズが表示できる）。なので、一瞬,iPad Air4に乗り換えることも思い描きましたが、現在よりも小さくなる譜面は利便性が劣るので却下。
来月発売と噂の新型iPadが、異常に安くなるならばいいのですが、それもないでしょう。そして、最新のCPUでの高速処理は、自分の使い方では不要。高性能カメラも不要。でかい。そして、forscore（iOS専用/譜面管理アプリ）が使えるのが条件。
民間修理業者は、パーツ交換をして修理してくれるわけですが、ただの水ではない糖分を含んだBCAA水を含んでいるので、修理は難しいでしょう。そして、とてつもなく良心的なツイートを発見してしまったのです。
修理内容によってはApple社での交換をオススメする場合がございます。データ救出が必要ない水没や、大きく変形や歪んでいた場合などはApple社での交換をご提案しております。弊社にご依頼頂ければ売上にはなりますが、一番はお客様のためを思い、ベストな選択をご提案させて頂いております。
— iPhone・iPad・iPod・Mac修理 データ復旧 基板修理 【AppleJuice吉祥寺店】 (@Applejuice_info) February 22, 2021
定期ツイートで、botなのでしょうが、背中を押されました。そうなのです。僕の譜面データは、ほとんどがクラウド上にあります。つまり、修理をしてデータ復旧は望みではないのです。そして、こちらの正直な企業さんに支払う金額と、Appleの修理と言うなの”新品交換”では、確実に後者の方がよい結果になることが分かります。
＜Appleサポートに連絡だ＞
Appleの見積もり金額は、¥76,780-です。新品で買うと10万越え。中古市場で銅製品を探しても、8万越えでした。となれば、もうこれが最良の選択肢です。
配送修理：配送修理をお申し込みになりますと、Apple 指定の配送業者がお客様の iPad をお引き取りにうかがった上で Apple リペアセンターへ配送いたします。
これを依頼しました。翌日、ヤマト運輸の方が段ボールと伝票を持って回収に来てくださいます。故障したiPadの電源を切り、ケーブル類は含めずに本体だけを送ります。Appleに到着すると、診断されて、おそらく新品交換となります。この時、前述のApple Care+に入っていれば、1回の修理が¥4,400-で済みます。新品交換が¥4,400-です。もちろん、いつ事故が起こるかなんて誰にも分かりません。でも、1月、2月まで¥800を継続していたら、今回は¥4,400-で済みました。タラレバですね。
とはいえ、モバイル保険があります。
すべての修理交換が終わってから、モバイル保険に申請すれば、副端末保証の3万円が保険金として支払われると思われますので、最終的な今回の修理支出は、¥46,780-となります。痛いですけど。
でも、故障品を放置して、3月発売噂の新型を買うと、12万ぐらいの支出です。もちろん、保険は下りません。
というわけで、この項目、続報があり次第またこちらの記事を更新したいと思います。今日はここまで。
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