まだ伝えたい forscore
iPadで楽譜の電子譜面化をテーマに、3つ続けてnoteを書いてきました。
note内を検索しても
・iPadを買いました!これから譜面をiPadで管理できたらいいなぁ!
・譜面をiPadに入れて管理するの、めっちゃ楽!
この辺までは検索でヒットするのですが、量は少ないです。ついでに、Twitter上で、【iPad 譜面】/【iPad 楽譜】などを検索しても、ゲームの話が多く、ミュージシャンや、活用具合の話は少なめ。
Youtubeで【forscore】を検索すると、いくつか出てきますが、これも少数。
【結論】
もう5~6年前からあるけど、まだまだ少数派。すべての原因は、iPad12.9インチが高価だから!以上。まぁ、3~4万円代で、12.9インチが購入できて、Penも安く使えればいいですよね。それまでの黎明期な今は、まだまだ人の手で工夫して使っていきましょう。
<forscoreの事前設定>
forscoreを起動したら、【設定】-【ジェスチャー】をタップします。僕が現在設定しているジェスチャーが、上記のものです。一番のおすすめは、3本指でシングルタップのクロップです。他のアプリや、カメラで取り込んだPDFファイルは、譜面の四隅に余白があります。これをできる限りカットして、iPadのサイズギリギリまで広げることができます。
タップして押さえる のチューナーも使えます。その他の項目はお好みでどうぞ。
<余白の汚れを消す>
これは、譜面をプリンタのスキャン機能などで取り込んだ時に起きやすいのですが、譜面の端に黒い影映り込みます。下記画像参照。
この左側の映り込みと、右上の黒い線を、ApplePenで普通に消していきます。
多少の傾き補正もできますが、一番最初に取り込む時にできた歪みは、直しきれません。
処理後です。自動コントラストの処理も行えば、白黒の濃淡がかなりハッキリするので、視認性の悪いステージでも安心して見ることができます。
<iPad譜面化していながら残念な人の傾向>
・iPadや、iPhoneの標準カメラで撮影しているだけ
・手書きの薄い文字の譜面を、そのまま加工もせずに表示している人
・譜面の向きが傾いている人
3つ目あたりは、性格的なものも起因しそうですが、チラッと目に入っただけで、もったいないな、と思います。料理などでもそうですが、”一手間加えるだけで美味しくなる!”というのは、地味な仕込みあってこそです。
Youtubeで、forscoreの解説動画をあげているものも、いくつか見ましたが、斜めに傾いた譜面や、余白がありすぎる譜面のまま使用しているのが映り込んでおりましたので、これを読んで今からツールを使う人は、自分のために最適化した状態で、よい練習や、演奏に集中できる環境を整えてもらえればと思います。