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Stand.fmの遠隔コラボ収録

2020年末に初めて行った、丘村奈央子さんとの遠隔コラボ収録。

本編です。プロのインタビューライター必須の3つ道具というテーマ。

こちらが、本編収録後の雑談。そして、丘村さんのチャンネルでも、

林が聞かれる側は、こちらです。

【どうやって収録したか ー使用機材ー】

さて、これが今回のnoteの本題です。

<コラボトーク・林側セッティング>
・MacBook Pro(2017)  でLogic Proを起動
・オーディオインターフェースはZOOMのL-8ミキサー
・林側音声はL-8ミキサーのTrack1 にShure58 で録音
・録音中はBGMなし
・丘村さんの音声はもう一台のMac(M1  Mac)で会議アプリのZoomを起動して、ヘッドフォン出力から、L-8ミキサーの11-12Trackで録音
・M1 Macへ・Logicool C980をWebカメラとして接続して、会話の音声はC980本体をマイクとして使用

重要なのはZOOM L-8ミキサー

<丘村さん側セッティング>
・MacBook Pro 2017でZoomを起動
・Macのインカメラ
・マイクは、RODE VideoMicro とサンワサプライ製マイク

<当初の予定とは機材構成が変わってしまった>

もともとは、AppleのFacetimeを使用して、音声通話を録音する予定でした。ですが、なぜか双方の声が聞こえない状態になってしまいました。厳密には林から丘村さんの声は聞こえるけど、林の声が丘村さん側に聞こえない状態。

Facetimeを選んだのは、

・通話アプリのなかでは、比較的音質がよいこと
・丘村さんが、2020年後半に最新のiPad Airを購入したので、それが使えること

だったのですが、不具合の解消をしている時間の余裕もないので、さっさと機材プランを変更して、結局Zoomを使用しての通話になりました。

その場で機器構成を一気にバラしてつなぎ直したので、もっとシンプルな手段があったかもしれませんが、先述の方法になりました。たぶん、Mac2台も使わなくてもいけるな、、、というのが今の感想。

<ZOOM L-8>

会議アプリのZoomとは全く関係のない、音響メーカー(しかも日本)のZOOMです。こちらは大文字。製品スペックに反して、かなりリーズナブルな価格で様々な音響機器を販売しているので、何かとミュージシャンに愛されているメーカーとも言えます。その昔、オールダンチニッポンというPodcast制作をしているときは、同社のR-16を使用していました。時を経て、最新のL-8になりました。

PCに接続して、6本のマイク接続と、PC内部の音声を再生できるループバック機能もついています。そして、今回試してみたかった、スマホ接続をして、電話ゲスト収録トラックもついています。こちらの機能を活用してDAWソフトのLogic Proに収録しました。

【Stand.fmのコラボ収録機能ではダメなのか?】

否。手軽さで、これに勝るものはありません。が、今回は番組形式で独自のBGMもつけて後日編集をしたかったので、この手段を選択しました。

なんとか機材プラン変更をして、録音ボタンを押して、最初の

「つながりましたね〜」
「変ですけど、初めまして〜」

という、実はこの時が画面越しの初対面だったわけですが、ご挨拶を済ませて雑談をしたのが、こちら。

その後、冒頭の本編につながります。

【編集した内容】

林の音声トラック1と、丘村さんの音声トラック2。そして、BGM、ジングルというように、各トラックごとにデータが分かれているので、二人の会話で相づちが被ってしまって会話を遮った場合でも、片方の笑い声や相づちをカットできます。

また、部分的に音量が大きくなったり小さくなったりというのも、ボリューム調節が可能なので、より聞きやすい放送に仕上げるのが簡単です。

その他にも、軽くRX 8 ( iZotope)を使用して、空間ノイズ除去なども施してあります。

このあたりの手順は、ほかに任せるとして。

とりあえず、今回の方法で力技ながらに、遠隔地とのコラボ収録が可能になりました。また近日中に、次回収録を行いたいと思っており、その際は、より生放送を意識した収録スタイルを確立したいと思っております。具体的には、BGMを流しながらの収録ということですね。

ほかにも、機材プランの簡素化もテーマであります。

ということで、自分自身への備忘録としての記述でした。


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林 未来彦
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