2月のStand.fmコラボ収録
2020年の12月から定例化させているライター丘村奈央子さんとのコラボ収録
僕の方でも、3つ配信しています。
<どうやって録っているのか?>
林は、大阪。丘村さんは関東の方なので、当然遠隔収録です。12月の初回から、2021年の1月、そして今回と、毎回録音方法を四苦八苦しております。苦しくはなくて、実験を楽しんでいるのですけれどね。で、今回はコレ。
なんのこっちゃ?細かく説明しますと。
<丘村さんのセッティング>
1.iPadにUSB接続ができるYetiのコンデンサーマイクを接続
2.iOSのFaceTimeアプリを起動して、林のiPadと接続
3.iPadのスピーカーボリュームは0にする
4.MacbookではZoomを起動して、林のMacbookと接続
5.Macbook側にイヤホンを刺して双方の顔が見える状態を作る
<林のセッティング>
1.iPadでFacetime受信
2.USB-Cポートにヘッドフォン変換プラグをつけて、4極ケーブルを接続
3.4極ケーブルからのFacetime音声をデジタルミキサーZOOM L-8に入力
4.MacbookでZoom接続。L-8もこのMacbookに接続
5.林の音声は、L-8のTrack1にマイクを接続して録音
6.Macbook側で、Logic Proを起動して、BGMを流しながら収録
<BGMを流しながら収録がしたかった>
どうして、こういうセッティングになったのか?というと、”BGMを流しながら収録がしたかった” ということに尽きます。無音状態だと、ただのZoomでのWeb会議のようですが、BGMがうっすらと聴こえる状態で、且つ、話題が変わるタイミングでBGMを変えることで、自分たちの雰囲気・テンション・話のリズムをリアルタイムに変えることができる、と考えました。
またこの方法での収録は、
・林の音声Track
・丘村さんの音声Track
・BGM
上記それぞれが、別のTrackになっているので、収録時に声が被ってしまったところや、笑い声が大き過ぎて耳障りになる部分も編集できます。BGMも収録中の雰囲気用のものと、実際のStand.fm配信用の時は変更ができます。あくまでも仮BGMということです。
実際に、丘村さんにはBGMなしのデータをお渡しして、今回は初めて自作のBGMを付けて配信されました。
自分の手元にないBGMが乗ると、もう全く別のものという感覚になります。それだけ、ラジオにとってのBGMって重要だし、パーソナリティーの顔を代弁するような存在だと、僕は考えます。
<次回はどうするか?>
お互いのiPad同士をつなぐFaceTimeを選択したのは、音声通話アプリの中では、最も音質がいい、という話だったので、その実験と検証でした。比較検討は【Zoom,Google Duo,LINE通話】などです。たしかにその中では、よい音質だと思いますが、もっといい音質で、且つ、遠隔でコラボ収録を実現したいな、、、というのが個人的な目標です。
というわけで、3月はまた違う手段で録音・収録を行いたいと思います。またご報告いたします。