Charles De Goal (french cold wave,punk)
またもや80年代のフレンチコールドウェーブ、パンクバンド、その名もCharles de goal。Charles de gaulle ではないけど同じ発音だな。先日語ったGuerre froide と同じ年1980年に結成、それから数年の活動後2008年まで休止、それから再開というこの年代のアーティストによくあるパターンだ。
このグループも私の好きな要素を全て持っている。ミニマルなスタイルで、パンクとコールドウエーブの中間のような絶妙さ。私のこの嗜好はいつ始まったものなのかよく分からないのが、きっと年を取ってもこのスタイルを好むのだろう。フランスは映画と音楽でnouvelle vague が存在していて、映画のそれはロメールたちが起こしたムーヴメント、音楽のそれはフレンチパンク、コールドウェーブのバンドにある。
Charles de goalは80、82年と絶世期に2枚アルバムを出しているが1枚目のアルバムは実に真っ直ぐなパンクで最高だ。2枚目方は少しポップになったか?と思わせる変化がある。そしてこれまた私の贔屓にしているNYのレーベルSoul jazz recordsのフレンチパンクのコンピレーションにDans le laryintheという曲で参加してることが個人的に嬉しい!Soul jazz records のアーティストにも非常に影響を受けて育った。
職業が販売業なのだが、店内のミュージックは私に任せられているので、(というか店員は私しかいない)いつも好き放題にさせてもらっている。色んな仕事をしてきたが店内の音楽を決める権利をもらえる事がずっと密かな夢であったので密かに嬉しい!一人で店に篭っているので話す相手もおらず、鬱憤も溜まっているのでパンクミュージックが非常に合う。ここ何週間は全く気にせず、朝から完璧に店の雰囲気に合わない音楽を聴きながら仕事をしている。(店は、かなり女性向けのデザインで可愛い雰囲気なのである)昨日、仕事中ちょうどパートナーが店に寄ったとき、今話題にしているCharles de goalをかけていたら、ばあちゃん達が来店したばあいに腰を抜かすのではないかと突っ込まれたが、客層としては結構ノリノリなばあちゃんが多いので心配はしていない。という彼もフレンチポストパンク、コールドウェーブ上がりの、インダストリアルミュージック、ノイズ嗜好者なので何も文句は言えないはずだ。
パンクミュージックを聴いていると非常に感化され、自分でパンクをやっていた時のことを思い出しては相方のdonna-joeが恋しくなる。いつかまたゴリゴリのパンクをやれる日は来るのか。
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